ケンブリッジ・フォーキャスト・グループについて
藤井げんきが在米中の1982年、米ケンブリッジ・フォーキャスト・グループのリチャード・メルソン氏の協力の下に日本で設立した近未来予測のシンク・タンク。ケンブリッジ市はハーバード大学の所在地。
1982年8月より近未来予測のニューズレター「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を発行。
財団法人エネルギー研究所より「地球温暖化の政治学」の研究委託を受ける(1990年3月レポート提出)等、企業、機関等の委託研究を受ける。
現在、月2回発行する会員制情報誌「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を中心に活動。
過去の情報誌会員企業:三井信託銀行、日興証券、大手広告代理店、大手建設会社、大手ガス会社、大手石油会社、大手電子メーカー等。
- 代表的予測事項1
- 2008年1月、アメリカ発世界同時大不況の到来を予測
- 掲載媒体:
- CFGレポート(2008年1月号:1月末発行)
- <結 果>
- 2008年9月15日 リーマン・ショック以来の「世界的金融恐慌→世界同時大不況」で予測的中。
- 代表的予測事項2
- 2007年8月、サブプライム・ショックが引き金になった金融恐慌到来の可能性を予測
- 掲載媒体:
- 2007年8月8日配信のCFG FAXNEWS
- <結 果>
- 2007年8月以降の展開で、予測的中。
- 代表的予測事項3
- 第3世界 = 途上国の経済発展が先進国経済の成長エンジンになる事を予測
- 掲載媒体:
- CFGレポ-ト創刊号(1982年8月号 著書『世界経済大予言』
- <結 果>
- 2003年10月、ゴ-ルドマンサックスのレポート『BRIC’Sとともに見る2050年の道』以降、世界で広く使われるようになった。
- 代表的予測事項4
- 原油・金及び資源の高価格時代が来ると予測
- 掲載媒体:
- 著書『これからの10年』
- <結 果>
- 対テロ戦争(アフガニスタン:2001/10/07)以降から、特に第二次湾岸戦争(イラク:2003/03/19)以降で明白となる。
- 代表的予測事項5
- 三菱地所のロックフェラ-センタ-買収が大失敗と予測
- 掲載媒体:
- 著書『これからの10年』
- <結 果>
- 2005年4月24日のNHKスペシャル『日本の群像 再起への20年(第1回)』で、三菱地所は1500億円の損失を出したと放映。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/050424.html
- 代表的予測事項6
- アメリカ国内の親イスラエル・ロビ-が、アメリカの中東外交に大きな影響力を持っていることを指摘
- 掲載媒体:
- 著書『世界経済大予言』 『ロックフェラ-対ロスチャイルド』
- <結 果>
- 2001年アフガニスタンにおける対タリバン戦争からイラク戦争にむかう過程で、ネオコン(新保守主義者)が指導力を発揮。ネオコンには、イスラエル右派支持の保守主義が多い。
- 代表的予測事項7
- 日本株の暴落を予測
- 掲載媒体:
- CFGレポート(1989年12月号)
- <結 果>
- 参考記事はこちらです。(89年~90年の日経平均を載せてます。)
- 代表的予測事項8
- 1996年6月末 NYダウ(DJIA)が6000ドル弱の時点で2000年迄にNYダウが1万ドルを超えると予測
- 掲載媒体:
- CFGレポート(1996年6月号)
- <結 果>
- 1999年3月29日NYダウ(DJIA)終値で史上はじめて1万ドルを突破。上昇が速すぎた為、これ以降はむしろ米株は危険とし「売り」を推奨した。
- 代表的予測事項9
- 1993年1月 1ドル=120円を切った時点で、1ドル=80円を予測
- 掲載媒体:
- CFGレポート(1993年1月号)
- <結 果>
- 1995年4月に1ドル=79円75銭になる。史上最高の円高を記録
- 代表的予測事項10
- 1995年4月19日の円高のピークの直後、2000年までには 1ドル=150円になると予測。その時世間では1ドル=50~60円を予測する声も多かった
- 掲載媒体:
- CFGレポート(1995年4月号)
- <結 果>
- 1998年8月に1ドル=147円を付け、ほぼ予想的中。