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本日は、西村幸祐さんとのIntelligence Warfare!の第二弾です。
藤井厳喜&西村幸祐のIntelligence Warfare!?脅かされる自由と言論統制への道 [H22/3/30]
先ず、私の最近の体験について語りました。
韓国発のサイバーテロにより、2ちゃんねるのサーバがダウンした件に関して、私は、抗議の英文のスピーチをYouTube上に発表し、世界中の人々に、言論の自由弾圧に対して、声を上げるように呼びかけました。
ところが、これに対して、約12時間ちょっとで、約1300件以上の抗議もしくは誹謗中傷のメールが寄せられた事に驚きました。
自由な言論空間を恣意的に弾圧しようという人々の数が多い事に、今更ながらに驚き、呆れた次第です。
西村さんの方からは、Googleと、シナの関係に関しての指摘がありました。
Googleの行動は、勇気あるシナ市場からの撤退であり、世界中から称賛を受けています。
オバマ政権はこれを支援していますが、シナに隷従する鳩山政権は、うんともすんとも声をあげません。
共産主義者のメディア統制と闘っていくという意志が全くないのが鳩山民主党政権ですね。
それどころか、自ら権力拡大の為に、日本のメディア統制すら企てているのが今の民主党の実態です。
Googleにならい、「Go Daddy」というアメリカの最大のネット基盤サービス企業もシナからの撤退を決意しました。
シナという一党独裁のメディア統制に対して闘うアメリカ企業の姿は、実に立派だと思います。
マイクロソフトのビル・ゲイツ氏は、シナ独裁政権とも協調していく方針の様ですが…。
利益よりも、自由というプリンシプルを重んじる企業の経営方針に、大いに敬意を表したいと思います。
これに続く日本企業があって欲しいところですが……。
【お知らせ】
明日は、チャンネル桜の経済討論会の収録を行います。週末に放映予定です。お楽しみに。
また、4月2,3,4日(金から日)は、神奈川県の横浜センター北や南エリアで、街頭宣伝活動を行う予定です。
詳細は、明日に発表させて頂きます。
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(※ 松本さんの事は、「ドンと来い!大恐慌 (ジョルダンブックス)
」の特別対談にもご登場頂いたり、最近も映像での対談をして頂きましたのでご存知ですよね。)
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※ 「ネコウヨ」ってニャンだ?と思われる方は、『ネコウヨ誕生秘話』を詳細にブログで解説下さいました、ネコウヨ仲間さんのブログをご覧下さい。(http://2chatnoir.blog115.fc2.com/blog-entry-134.html)
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(いつも色々なご意見や応援を有難うございます。メールの量が連日、倍々増状態となり、更に外での活動が増え続けている為、全てのメールに個別返信が厳しい場合があります。しかし、色々なご感想を受け止め、大変参考にさせて頂いております。状況、ご理解頂ければと願います。← それでも全て拝読は必ずさせて頂いております。)
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【 原口総務大臣のもとに進む、超ファッショ体制 】
3月25日、衆議院総務委員会における、NHKの予算審議の様子を観ました。
原口総務大臣のもとで、与党とNHKは益々一体化し、情報統制の超ファッショ体制を築きつつある。
与党議員は、ひたすらNHKにゴマをすり、NHK側は、「信用の向上と経営の効率化に成功した」と胸を張る。
野党自民党が、NHKに対する集団訴訟を問題にする場面もあったが、NHK側は歯牙にもかけず、「この問題はもう解決済」との態度を押し通した。
事実関係を知る者には、信じられないような、まるで悪夢のような国会中継であった。
現実とはかけ離れた「捏造された政治ショー」である。
まるで共産主義独裁国家の、例えばお隣の中共の、演出されたファッショ的党大会を観ているような、異次元空間の出来事であった。
しかし、これが紛れもない日本の現実である。
ジョージ・オーウェルの『1984年』を超える悪夢の現実化がここに存在する。
最早、現実の悪夢化に、我々自身の理性がついてゆけないという現状である。
(以下、こうしたテーマで、西村幸祐さんと対談を行ったので、見て頂きたい。)
原口総務大臣は、現内閣の中でも最悪の大臣である。(「最悪」が多過ぎて困るが…。)
小沢民主党幹事長に媚びを売り、ポスト鳩山の首相候補の筆頭に数えられている。
彼は松下政経塾出身で、かつては県会議員出身の地味な中堅議員の1人のようにみなされていたが、この男は「超」のつく曲者であり、札付きの反日主義者である。
(NETの世界では、いまや通称「(国家)転覆大臣」もしくは「媚び口大臣」とあだ名されている。)
反日で有名な、韓国のハンギョレ新聞のインタビューに答え、「外国人参政権は必ず実現します」とか、「日本が韓国を侵略した歴史に関して共同研究が必要だ」とか、のトンデモ反日発言を繰り返している。
※ ハンギョレ新聞NET版 : http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/411247.html
(有名になり過ぎると消される可能性がある為、「記録コピー」や「ダウンロード保管」をお薦めする。)
※2 参考:ハンギョレ新聞NET版でのインタビューの日本語訳の全文を公開してくれたまとめサイト(是非、何を語ったのか、突き合わせ、読んで欲しい)
まるで、この新聞へのインタビューが、日本人の目には全く触れない事を前提に、喋っているような調子である。
(↑↑ ※ 韓国のハンギョレ新聞インタビューに「外国人地方参政権、必ず実現されるだろう」と語る原口大臣)
陰に隠れて、外国に媚を売る典型的な反日政治家の言動である。
日本のメディアには本音を隠し、中韓のメディアに媚を売る。
小沢一郎もそう(韓国での講演内容等)であるが、典型的な反日主義者の行動パターンである。
頭が相当、弱いのか、韓国の新聞に話した内容は、日本人の目には触れないものと信じているらしい。
東大出らしい、お粗末な頭脳である。
この人物の日本解体への意志は確固としたものがあるようだ。
小沢民主党幹事長の視点からすれば、鳩山首相の首を切った後で、民主党の人気回復を図る為の、次期首相候補として、最も有力な人物である。
本人もそれを意識してか、徹底的に小沢幹事長への服従の姿勢を見せている。
今や、「小沢の犬、ナンバー1」と言ってもいい存在だろう。
一見、ボーっとした二流の政治家に見えるが、どうしてどうして、その危険性は管財務大臣や千葉大臣以上かもしれない。
原口総務大臣の、左翼反日ファシストとしての実績と本質については、回を改めて取り上げたい。
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ウッギャー!!!!!
ひエェーーーー!!!!
恐ろしい絶叫が、隣の部屋から聴こえてくる。
一度、二度では驚かなかったが、あまりに、耳をつんざくような悲鳴が繰り返されるので、ゴキブリでも出たかと思って、オフィスの隣の部屋をのぞいてみると、私のアシスタントとその友人のもう一人の、お手伝いに来てくれた方が、電話をしながら、絶叫を繰り返しているのである。
まるでジェット・コースターに乗っているような、悲鳴である。
電話で、少々話しこんでは、時折、「うっそ―!!」とか、「えっエェーーーー!!」とか、の叫び声が、離れていても電話から漏れ聞こえてくる。
オフィスの者も、興奮した口調で、「えぇー!知らなかったのぉ??」とか、
「ぐぐ、ググってみてよぉ…」(※Googleで検索する事の意味)と又、叫び返している。(此方は笑いながら…)
・・・・・・・・
一連の電話が終わった後に、オフィスのスタッフに「一体、何事が起きたのか?」を尋ねてみた。
事のおこりは、アシスタントの方に、同窓会の連絡の電話が入って、久々に旧友と話しこんでいた事である。
そこから話が展開し、そのアシスタントの方が、現民主党政権の「子供手当法案」その他の恐るべき体質について、語り始めたのだそうである。
電話の相手は30代半ばの子育て真っ最中の主婦達である。
旦那さんは大手企業に勤めているような、まぁ、世間から見れば、エリートといっていいような人達である。
その奥様方だから、世間の平均以上の常識はお持ちになっているはずである。
ところが、子育て、子供手当を外国人の子供がもらえるとか、外国人参政権法案の事とか、家族解体法案である「選択的夫婦別姓」の事とか、あるいは更に恐ろしい外国人住民基本法(日本人を差別し、外国人を優遇する)のこと等は、この奥様方は、全くご存知なかった。
そこで、うちの事務所の者が、その事を事細かに解説をし始めると、当初は、全く「うっそー!そんなのあるはずがない」と反応する。
次には、「えぇー“自民党の悪そうで古そうな利権がお”のワルソーなおじさん達でさえ、そんな事、してこなかったんだから、新しく変わったばかりの新鮮な民主党の若手政治家がそんなことをするわけがない。」
「いまは、若くて力がないかもしれないけれど、彼らを私達が応援したら、悪人顔の小沢さんを追い出してくれるはずよ!」
と云い募って、抵抗する。
(俗に言う、おQ層の典型的パターンである。)
そこで、アシスタントが論より証拠とばかりに、身近なパソコンで、「先ずは、ぐぐって見てよ」
と、適当な検索ワードを、伝えてみる。
その上で、子供手当法案の話を簡単に、ソフトに、アシスタントが再度、伝えだす。
「自分で発見した」情報を、パソコンの画面上で確認した時に飛び出してきたのが、先ほどの絶叫であった。
詳しく言えば、第一段階目では、まだ検索して出てきた情報の信ぴょう性が信じられず、
「へぇーーー」「えぇーーー」
とか、言って、戸惑いを見せる。
二度目の検索では、
「ちょっと待ってな」「ちょっと、、、待ってて」を繰り返す。
大体が、三度目の検索で、
「あの絶叫」が飛び出すのである。(笑)
「エェーーーー!」「マジぃーーー!???」
「嘘ぉーーーー」
「驚き」は瞬時に「怒り」に変わる。
そう、彼女達は、完全に民主党とマスコミに騙されていたのである。
典型的な「おQ層」とも言える。
本来、健全な健全な常識を持った、日本国民である。
皆、おそらくかなり教育熱心なママさんでもあるのだろう。
ところが、考えても見て欲しい。
子育て真っ最中で、忙しい彼女達は、政治ニュースに接する時間は殆どない。
偶に、TVや新聞や雑誌を観ても、当然、こういった「本当の話」は報道されていない。
そこで、ただ今の様な恐ろしい反応を示す事になったのであった。
当然、彼女達の夫達も、働き盛りの年齢であり、超多忙を極めている。
高学歴には違いないが、自分の仕事で手いっぱいで、とても政治や社会の情報収集をする時間は無い。
とすれば、本来、日本の健全な「常識マジョリティー」を形成しているはずの彼らや彼女らが、政治の現実から全く切り離されてしまっている事に何の不思議もない。
マスコミは、民主党と一体となって、民主党の国民生活破壊の政策について、殆ど・・・、全くと言ってよいほど、語ろうとしない。
ちなみに、彼女達は、TVのワイドショー派ではない。
読んでいる新聞は、典型的には「日本経済新聞」だそうで、見ている雑誌は「日経BP」や「anan」「mono」「Pen」等々の生活系ファッション雑誌や、専門情報誌である。
この日は、連絡を取った、5?6人がほぼ全く同じ反応をとったというから、こういった人々の数は、相当数にのぼると思われる。
かなりの高学歴のインテリ達が、男女を問わず、民主党政権に未だ欺瞞されているのである。
気がつけば絶叫である。
まさに、民主党政権は、遊園地のどんな恐ろしい絶叫マシン以上の絶叫マシンである。
7月の参院選に向けての我々の戦略の1つは、この層の人々に、覚醒してもらうことである。
頭のよい人達だけに、きちんと情報を伝えさえすれば(自ら情報を発見するように誘導すれば)必ずや、民主党の危険な体質に、気がついてくれるに違いない。
所謂、「保守」の人々に拘らないで、より幅広い「常識マジョリティー」(リベラル・無関心層も含め)の人々の覚醒を、促さなければならないだろう。
思想的にも安心して気が合う仲間と集まって、盛り上がるだけでなく、寧ろ、「それ以外」の畑の人達に、思い切って飛び込んで行って、「常識」という日本人としての共通基盤をベースに、積極的に語りかけてゆくべきだろう。
今回の私が傍で目撃した光景は、ある意味、典型的な今の日本の政治状況の反映である。
そこに、我々の勝利のヒントもある。
【さらにご報告&発表!!第2弾!! (^・x・^) じゃじゃーん! (^・x・^) 】
昨日、発表させて頂きました!! 「ネコウヨ」バナーが出来ました。ヽ(^。^)丿
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私も嬉しく、感動したのですが、早速、大好評!!!!
本日は、その第2弾バリエーションをまたまた大発表です。
先ずは、Twitterページ用の「ネコウヨ」バナーの発表です。
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午後0時半から2時半過ぎまで、約2時間超、溝の口駅前で、広報活動を行いました。
冷たい春風が吹く中でしたが、熱心なサポーターや、頑張れ日本のスタッフの皆様に支えられ、大変、楽しく、前向きに活動をする事が出来ました。
有難うございます。
今回は更にTwitterを観て、集まったり、呼びかけて下さった方々が増え、更にニコニコ生中継でも何箇所かで中継される等、盛況ぶりでした。
(ニコ生放送の中継を通じて、応援エールを送って頂きましたサポーターの皆様にも感謝申し上げます。)
通りすがりの方の中にも、足を止めて、しばらく話を聞いて下さる方がいたり、かなりの数の方が、カンパに応じて下さいました。
私は、一度、休みを取った以外は、約1時間半以上、話し続けました。
途中、友人の西村幸祐さんが来て、応援のスピーチをしてくださいました。
(応援に来て下さった『激論ムック』編集長の西村幸祐さん。最新刊は「外国人参政権の真実 ――日本解体と日韓併合百年の呪縛(OAK MOOK 333 撃論ムック) (単行本) (OAK MOOK 333 撃論ムック 25)
」← 私も書かせて頂いております。)
私は、特に、民主党が進める「日本人差別!外国人優遇」の政策について批判しました。
また、民主党が計画しているような大量の外国人労働者の受け入れを行えば、日本人の失業率は、ドンドン上昇し、そればかりでなく、日本人勤労者の賃金は、益々、引き下げられる事になります。
この事に、力を入れて、お話ししていると、多くの方々が、耳を傾けてくださったように思います。
ビラを配っている有志の方に聞くと、外国人移民の脅威を力説している時に、最もビラを受け取ってくれる人達が多かったとの事でした。
国民の多くは、民主党とマスコミによって、全く阻害され、真実の情報を得られていません。
インターネットで、独自の情報収集を出来ない人々は、民主党政権の恐るべき実態について、殆ど知らないでいます。
街頭宣伝をしていると、この「落差」が感じられます。
国民の多くは、「まさか!?」、という表情で、私の演説を聞きながらも、ビラを受け取り、民主党の恐るべき実態に驚いていたようでした。
他にも、1時間キッチリに当日の様子をまとめて高画質撮影&編集頂きました、taniozakiさんのchのVer.
さらに、それら一覧が一気に観れる、まとめサイトVer.等も作って頂きました。
http://taniozaki.lolipop.jp/wordpress/?p=1991
終わった後は、ネコウヨ仲間の皆さんと、楽しく、交流できました。
(猫手をはめての、握手会もとても楽しかったです♪ )
【ご報告&発表です!! (^・x・^) じゃじゃーん! (^・x・^) 】
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とても気に入っています。(いやー、、ホント、感動致しました。)
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最近、e-mail等々で、情報募集を発信させて頂きますと、私の今までの人生ではあり得なかった…、新しいジャンル等の(色々な国際政治や経済以外の)情報まで色々と届けて頂き、連日、スッカリ楽しまさせて頂いております。
(↑↑ ビックリ、ドキドキさせられたり、「成程にゃ (^・x・^) 」とスッカリ関心させられたり、大笑いさせられたり、驚かされる事も本当に多いです。)
特にネコウヨ仲間の方からの応援レター、サプライズには、ビックリ感謝させられる事の連続です。本当に有難い限りです。
(私のところに何故か…(笑)、どんどん、ネコ情報&猫グッズ等が急速に増えていっているような気が…。)
想像も出来なかったサプライズ展開や出逢いの数々。面白いものですね!
期待に応えられるよう、シッカリ頑張らせて頂きたいと思います。
(真面目に全力で活動続ける中に、こうした微笑ましい一瞬、一瞬のユーモアや遊び心があり、仲間と大変な中にも、笑いながら活動続けられる事は、光栄の限りです。)
当日、本当に寒風が吹き付ける中、撮影してくださったり、映像中継放送をしてくださったり、会場の準備&後片付け、告知協力やチラシ印刷、チラシ配布等々、本当に創意工夫をこらし、また映像編集をしてくださいました有志のサポーターの皆様に、いつもながら、心より感謝申し上げます。
本当に有難うございました。
【動画提供&撮影中継等、Special Thanks :(本当に沢山の方がいらっしゃり、)私がお名前を把握出来た一部の方のみの感謝表記となります。(個別にご紹介、御礼申し上げられなかった方も、本当に有難うございます。)】
taniozaki様→ http://www.youtube.com/user/taniozaki
高画質ありがとう。
streetTV2009様 →http://www.youtube.com/user/streetTV2009
生中継もお疲れ様でした。
ts25mumon様 →http://www.youtube.com/user/ts25mumon
フル撮影ご苦労様でした。
ブログで詳細にまとめて下さった「朝靄夕凪夜桜 弐記」様 → http://shinn1968.seesaa.net/article/145010994.html
沢山の写真撮影やビラ印刷、Twitter中継や連絡問合せ等も、本当に積極的にお手伝い頂きました。
他にも、多くのツールをフル活用して、盛り上げて下さった皆々様に感謝を込めて。
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本日は夕方から、西村幸祐さんと、メディア論等について、対談を行ってきました。
この映像は、明日以降に、改めてご報告と共に、公開UPさせて頂く予定です。
是非、お楽しみください。
さて、本日のテーマは、「デモクラシーはどのように発展して来たのだろうか?」です。
【『藤井厳喜アカデミー』講義要項案―「国民の為の政治学」カリキュラム】ファイルをダウンロード
※ 随時、12回の正規講義に加え、適宜、必要に応じ、より詳しい補足講義でフォローアップする事もあります。
※ 「今回、はじめて藤井厳喜アカデミーを知りました! 最初(ガイダンスも含む)から勉強したいです」という方は、このブログの『カテゴリー: 「藤井厳喜アカデミー」』をソートして頂ければ、最初から整理された一覧状態で学んで頂く事が容易だと思います。
全く、この講座を御存じない方に、ご紹介して頂く場合は、このアドレスを【藤井厳喜アカデミー・ブログ http://www.gemki-fujii.com/blog/cat67/ 】ご紹介頂けますと、分かりやすいかと思います。
「国民の為の政治学」全体のカリキュラムは以下に示す通りです。
【『藤井厳喜アカデミー』講義要項案―「国民の為の政治学」カリキュラム】ファイルをダウンロード
今回の講義では、デモクラシーを支える論理と倫理を2つの方向から、詳細に検討したいと思います。
第一は、政治哲学的に、デモクラシーを支える構造を考える事です。
第二は、歴史的観点から、特にイギリスにおけるデモクラシーの発展を実例として、その進化的発展を考える事です。
歴史を深く分析すれば、民主政治が如何なるダイナミズムによって、発展してきたかが分かり、そこからデモクラシーの精神を抽出する事が出来ます。
また逆に、デモクラシーを支える論理と倫理を探求すれば、その視点からデモクラシーの発展史をより明快に理解する事が出来ます。
このように政治哲学的思考と、歴史的検証は、相互補完的であり、また、表裏一体のものです。
革命とデモクラシーの関係については、次回の講義で取上げます。
今回は、革命的ではなく、「段階的=進化的」にデモクラシーを実現して来た立憲君主制のイギリスを実例として深く研究しています。
今回で、政治学講座も、後半に入りました。
政治が激変してゆく時代に、政治学言論を勉強している暇はない、と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現在のような、激動の時代であり、活発な実践活動が必要な状況であるからこそ、政治学言論が必要なのだと私は思っています。
物事を原理的に根底から考え直す思考力こそが、情報戦を勝利に導き、より効率的な闘い方を可能にします。
激動の時代を戦い抜く、知性の眼力を鍛える事が、この講座の目的です。
原理・原則的であると同時に、現実的・実戦的であるように常に心がけて講義をしています。
この講座をシッカリ学んでもらえば、敵陣営の日々仕掛けられてくるディスインフォメーションを本質を見抜く事が出来るし、即座に効果的な反論が出来、また実践的な戦略や戦術が自分の頭脳で考える事が出来るようになると思います。
実戦を闘い抜くハンドブックを読むようなつもりで、この講座の内容を十分に消化吸収してください。
一見、抽象的な思考が、実は、とても現実的である事がお分かり頂けると思います。
では、8本の映像をご覧ください。
1/8 【国民の為の政治学】第7講「デモクラシーはどのように発展してきたのだろうか」[H22/3/26]
この講義シリーズの冒頭で述べたのは、デモクラシーは、国家統治の一形態であるという事であった。
この事を再確認しながら議論を進めたいと思う。
デモクラシーを支える概念である個人の自由や人権という事も、国家無くしては成立しえないのである。
自由や人権を保障するものは、国家以外にはありえない。
近代的な契約概念からしても、国民が国宝を守るが故に、国家は国民の自由や人権を保障するのである。
自由や人権が国家が存在し、その国家が民主政治によって営まれる時にはじめて実現する。
個人は国家という共同体の構成員になる事によって、義務を負うと同時に、自らの権利を確保するのである。
この権利の一部が、国家内で保障されるところの様々な自由である。
国家を破壊する事によっては自由や人権を確保する事が出来ない。
2/8 【国民の為の政治学】第7講デモクラシーの論理と発展[H22/3/26]
民主国家が成立する為の最も重要な必要条件は、公共の概念が成立する事である。
「公共という概念が成立する」とは即ち、国家が私的集団の所有物ではない、という事である。
公共という概念の成立は、必ずしも民主国家でなくとも成立しうる。
王政であっても貴族制であっても、支配集団が、被支配集団の民政の事を慮り、自らの利益にのみにとらわれず、国家全体の事を考えるならば、そこにおいて既に公共の概念は成立している。
日本の封建時代には、既に封建領主の領国において、このような概念が実現していた。
例えば、武田信玄の支配する甲斐の国においては、領主も領民も運命共同体であり、不可分の政治共同体の一部である、との認識が既に存在していた。上杉謙信の支配する越後においても、同様であったろう。
江戸時代の名君として有名な上杉鷹山を生んだ上杉家には「伝国の辞」といわれるものが受け継がれていた。
その考えの基本は、「民あっての君」であり、「君あっての民ではない」という考え方である。
これは一種の「殿様機関論」である。
ここには近代的概念ではないが、既に君主の私益を越えた公共の概念が成立していたと言える。
これに反して、シナの歴代王朝は、皆悉く、私であり、ついにシナにおいては、公の概念が王朝のもとで実現される事は無かった。
全ての王朝は、支配階級たる自らの一族の私益のみを優先させたのである。
3/8 【国民の為の政治学】第7講「デモクラシーはどのように発展してきたのだろうか」[H22/3/26]
デモクラシーが成立するには、第1の条件として、公共の概念を内包した国家が成立していなければならない。
これが必要条件である。
しかし、それだけではデモクラシーは成立しない。
第2に必要なのは、統治に参加する国民が基本的に平等である、という考え方が確立していなければならない。
これがデモクラシー成立の十分条件である。
第1と、第2の2つの条件が整備されてはじめて、民主国家の統治が成立するのである。
1つの運命共同体たる国家の中で、国民の基本的平等を成立させるものは何だろうか。
平等性の根源を支える正統性はどこから来るのだろうか。
これは、著しく政治哲学的な課題である。
平等を支える根底は、歴史から導き出された共同体の精神的な合意である。
その合意の成立は、国家の地理的・歴史的・宗教的条件によって様々に異なっている。
ヨーロッパにおいては近代デモクラシーの平等主義を推し進めた根底は、「神の下の平等」というキリスト教の理念であった。
この理念を国民の多くが受け入れた時に、近代デモクラシーの根底は確立したのである。
その確立の為には、長い年月をかけて必要とした。
日本においては、天皇のもとにおける平等という考え方が、これに匹敵するであろう。
明治維新における四民平等の考え方を支えたのは、天皇のもとにおける平等の理念であった。
即ち日本風に言うならば、天皇の赤子としての市民は平等に扱われるべきである、との理念が様々な経緯を経て、成立し、これが明治以降の立憲政治と民主化の動きを支えたのである。
4/8 【国民の為の政治学】第7講「デモクラシーはどのように発展してきたのだろうか」[H22/3/26]
民主政治は、2つの矛盾した事柄を同時に成立させなければならない。
それは、多数決と少数意見の尊重である。
権力を握った多数派が、では何故、少数意見を尊重しなければならないのか?、それは少数派と言えども、国家という運命共同体=精神共同体の平等な構成員だからである。
争点によって、立場は異なっても、共に民主国家という共同体の一員としての自覚があるからこそ、敵対する党派の自由と人権を保障するのである。
この共同体意識が崩壊すれば、民主政治はたちまち多数派の横暴となってしまう。
また、一度、選ばれた権力者がその権力を乱用し、民主国家自体を破壊してしまう事になる。
同じ「精神共同体=運命共同体の一員」としての自覚があるからこそ、少数意見や少数者の自由が尊重されるのである。
共に同じ国家の為に尽くす存在であるという共通の自覚が根底に存在している。
その意識の上で、個々の争点に関する立場は変わっても、共に愛国心をもつ者同士として、お互いに、寛容の精神を発揮する事が出来る。
民主政治を機能させるこの寛容の精神もまた、共同体意識から生まれてくるものである。
つまり、共同体意識あるが故に、平等の実現があり、また寛容の精神の実践がありうるのである。
5/8 【国民の為の政治学】第7講「デモクラシーはどのように発展してきたのだろうか」[H22/3/26]
近代デモクラシーの源流の1つである、イギリスのピューリタン革命におけるパトネー・ディベートに注目したい。
1647年に行われたこの論争では、ピューリタン革命を推進するいくつかのグループがそれぞれ代表を立てて国造りの行く末について盛んに論争を交わした。
この論争が、まがりなりにも平和裏に行われ、革命所派の相互の武力衝突に至らなかった理由は、何であろうか。
それは、ここにパトネーの地に集った、いくつもの異なる考えをもった集団が、共にキリスト教のプロテスタントとして、神の摂理を信じていたからである。
神が我々に望んでいる事は何か?という疑問を持ち、この共通意識が、反対派の意見に耳を傾けさせる寛容性を保証していた。プロテスタントとしての、そして、イギリス人としての共同体意識がこのディベートそのものを成立させたのである。
そうでなければ、ディベートはディベートに終わらずに、相互の殺戮にまで及んだに違いない。
6/8 【国民の為の政治学】第7講「デモクラシーはどのように発展してきたのだろうか」[H22/3/26]
パトネー・ディベート(会議)において、会議参加者達は、どのような考えに基づいて議論を交わしていたのであろうか。
先ず、神は絶対者であるから、如何なる人間と言えどもその全体像を完全に把握する事は出来ない。
誰もが神からのメッセージを受ける事は出来るが、そのメッセージは常に不完全である。
言い換えれば、誰もが「神の似姿」を心に描いているが、誰の神の似姿も、完璧なものではない。
誰もが部分的には正しいかもしれないが、誰もが部分的には誤まっているかもしれない。
このような真理観に基いて、お互いに神の似姿と思えるもの、言い換えれば、神の摂理であるはずのオピニオンを提出し、相互に論争を通じて検証しあい、より高い真理に到達しようとしたのであった。
ここにおいては、最終的な合意(Agreement)そのものよりも、会議の精神(Sense of Meeting)が大事であり、合意に至るプロセスである討論や討議(Discussion、Debate)が重んじられる。
このような真理観に基づく討論の精神自体が、デモクラシーを根幹で支える精神であると言える。
あくまでも、歴史的に成立し、進化してきた共同体において、基盤となる共同体精神の上に乗っ取って、このような討論が可能となるのである。
歴史的な共同体の中でこそ、自由や権利といった言葉は具体的な意味をもつ。
歴史的共同体そのものを完全に破壊つくしてしまう革命においては、このような寛容の精神に基づくデモクラシーは成立しえない。
抽象的な自由や平等という理念によって、指導され、従来の歴史的共同体を完全に破壊してしまったフランス革命や、ロシア革命では、権力者による反対派への徹底的な血の粛正が行われ、巨大な惨禍を残す事となった。
これは全ての共産主義革命に共通した悲劇でもある。
7/8 【国民の為の政治学】第7講「デモクラシーはどのように発展してきたのだろうか」[H22/3/26]
世界の諸国家を比較検討すると、立憲君主制に基く民主国家が最も国民にとって幸福な政治体制ではないかと思われる。
立憲君主制という事は、歴史を否定する革命を経験せず、革命(Revolution)よりは寧ろ、漸進的な進化(Evolution)によって、民主政治の体制が確立して来た事を意味する。
日本やイギリスや北欧の民主国家は、皆、このパターンである。社会も安定し、経済生活の水準も高く、政治的自由も十分に保障されている。
立憲君主制的民主国家としての日本の歴史を振り返ってみれば、ヨーロッパに比べて、決して大きな後れを取っていた訳ではない。
日本とヨーロッパは、並行的に近代において進歩してきたというのが私の世界史の見方である。
今、ここに1つだけ事例を挙げるとすれば、1215年のイギリスにおけるマグナ・カルタの成立と、1223年の日本における貞永式目の制定とは、政治的に極めて類似した歴史的出来事であった。
両者に共通しているのは、封建領主デモクラシーの確立という事である。
法治主義による封建領主の間の議会政治の原点がここに確立されているのである。
この時点では、イギリスでも日本でも、庶民階級は政治には全く参加できなかったが、封建領主たちが、主体となり、会議(日本風に言えば「評定」)によって政治の重要な決定を行うという体制が確立している。
8/8 【国民の為の政治学】第7講「デモクラシーはどのように発展してきたのだろうか」[H22/3/26]
近代的な民主政治を成立させる為には、他にもいくつもの条件が必要である。
先ず第一に、国家が宗教的・思想的には勿論、政治的にも政治的にも経済的にも独立していなければならない。
またある程度、経済的に豊かで、教育水準の高い中産階級の数が多くなければ、民主政治は巧く機能しえない。
イギリスの例を見てみよう。
1535年にイギリスは、英国国教会を作り、ローマ・カトリック教会の宗教的権威から独立する。
これは思想的・宗教的レベルでの独立である。
1588年には、イギリスは、ヨーロッパのカトリック教会を守る最大の勢力であったスペインの無敵艦隊を撃滅する。
これによって、イギリスは政治的にもカトリック圏の影響力から脱出する事が出来た。
この後、ピューリタン革命という共和制革命、チャールズ1世の処刑、王政復古を経て、1688年の名誉革命によって、ようやく社会が安定を取り戻す。
国内の政治改革が、一段落し、商工階級、中産階級が政治に参加する道も開かれる。
ここからイギリスの大発展がはじまるのである。
1774年のワットの蒸気機関の発明から産業革命も開始され、イギリスは世界の工場となり、7つの海を支配する大英帝国は隆盛を極める事になる。
宗教的・思想的に独立し、かつ政治的にも如何なる国家の従属国でもなく、経済的にも繫栄してゆかなければ、国内の民主制は決して順調に機能してゆかない。
また、国内の民主政治の進展により、国民各階層のもつ能力を十分に引き出してゆかなければ、国家の独立と繁栄もあり得ない。
近代におけるイギリスの発展史はこの事を最もよく物語っている。
この政治講座の後半では、日本の政治が如何に段階的に発展してきたかを、ヨーロッパ諸国との比較において検討してみたいと思っている。
【藤井厳喜より、お知らせ】今週末の日曜日も又、溝の口駅に、藤井厳喜がうかがいます!
【神奈川県川崎市】 3.28 頑張れ日本!外国人地方参政権絶対阻止!選択的夫婦別姓絶対阻止!街頭宣伝活動 in 溝の口 (※ 雨天決行!)
次回は!!!! 平成22年3月28日(日) 13時00分から15時00分
「溝の口」駅 南武線・田園都市線 連絡通路
登壇予定:藤井厳喜、神奈川県の地方議員数名 ほか
(本日も、ボランティアでご支援くださいました方々、そして準備のお手伝いや撮影等くださいました方々、本当に有難うございます。心より感謝しております。)
御問合せは、 頑張れ日本!全国行動委員会 TEL 03-6419-3900
※ 案内チラシはこちら→ http://www.chsakura.jp/sakura/protestactivities0324&28mizonokuchi_flyer.pdf
1人でも多くの方にお会いしたいと思います! 是非、ご参加願います!
※ 私への御連絡については、以下のアドレスにご連絡を頂ければ、チェックが遅れる事もございますが、必ず情報は全て拝読しておりますので、宜しくお願い申し上げます。
(ここのところ、メールの量が連日、倍々増状態となり、更に外での活動が増え続けている為、全てのメールに個別返信が厳しい場合があります。状況、ご理解頂ければと願います。← それでも全て拝読は必ずさせて頂いております。)
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