★ MPJ - 『藤井厳喜の連載コラム』掲載中!
★ 『鳩撃ち猟』は不備確認の作業が再送の為、5月24日着まで、追加を受け付ける事に致しました。
※ 5月27日に第一回目の札幌地検行きが決定しました。
時間・手続きの詳細等については現在、地検窓口と調整中です。
尚、先に提出の為の面談調整や、手続きのプロセスが必要になるとの事で、27日に地検に行き、もう一度、全部の書類を提出しに札幌地検に行く事になりそうです。
24日着までの「受付条件を満たした書類(判子忘れや記入漏れで返却し、再提出の着が間に合わなかった分につきましては第一回提出分から外させて頂いております。)」についての受付名簿を作成させて頂き、その書類を先に申請しに伺う事になりそうです。(引き続き、決定事項があり次第、報告させて頂きます。)
(追加分の不備につきましては、第一弾提出に間に合わなくなる恐れがある為、くれぐれも《判子&「割り印」の押し忘れ》、《両面印刷不可》、切手の料金不足エラーには、お気をつけて、参加下さい。
※ 鳩撃ち猟まとめ @ Wiki http://www26.atwiki.jp/hatouchi/
(↑ 此方への問合せや情報共有の方が、有志の御協力者様が多い為、早い状況です。)
【作戦名『鳩撃ち猟』続報2 猟師募集と実行手順について・応募署名PDF付】
【★お願い! DLした用紙は、両面印刷では法律文書として不可扱いとなってしまいます。 必ず、一枚一枚の印刷を宜しくお願い致します。】
※ 鳩撃ち告発状 DLページ
http://sites.google.com/site/kokuhatsuhatouti/
【藤井厳喜Twitterサイト】 連日、《575で》呟き中!! 時事川柳・狂歌等。
https://twitter.com/GemkiFujii
(↑↑ 日夜、Twitterならではの活動のリアルタイム実況中継や裏話等もしています。
私が今日・どこで何に参加しているか?今、何を考えているか?、ご興味の方は是非、御気軽にご参加「フォロー」ください。)
「たちあがれ日本」党本部で、定例記者会見が、午後2時から開かれ、この場で私の参議院全国区公認が発表されました。
手短に決意表明を致しました。
第22回参議院議員通常選挙・第四次公認候補者 藤井厳喜 / たちあがれ日本
決意表明は、手短な方がよいとの事でしたので、3分以内でお話ししたはずです。
プレス・ルームは、大手マスコミの記者やカメラマンでほぼ満員でした。
質疑応答の時間が無かったのは、残念でした。
口蹄疫問題等について、もっと話したかったのですが……。
マスコミ各社は、質問票のようなものを渡して、それに情報を書き込んで返送してほしいとの事でした。
プロフィール用の写真を、随分、撮って頂きました。
記者会見の後に、経歴等の実務的な事については、記者団からいくつもの質問を受け、丁寧にお答えさせて頂きました。
平沼赳夫先生を支えて、全力で頑張っていきます。
【皆様へお願い】
我々、日本国民が出来る宮崎県民への最大の励ましの手段の1つは、宮崎県産の農産物・畜産物をとにかく少しでも多く食べる事です。
牛肉・トリ肉・豚肉は勿論、果物や野菜も、今は出来るだけ、宮崎産のものを買おうではありませんか。
私も出来るだけ、心がけて、宮崎県産の食料を食べるようにしています。
これが、一般消費者が出来る、ささやかな、しかし確実な応援だと思います。
Twitterやブログをやっている人は、宮崎県産の食料を食べる時に、是非、その様子を大きな声で好評して宣伝して下さい!
その事が宮崎県の農家を大きく励ます事になります。
彼らの絶望感を救う事が出来ます。
民主党政権は頼りなくても、日本国中にこれだけ多くの関心を持ち、宮崎を助けたいと思っている事が具体的に伝わります。
その気持ちの動き、宮崎を救いたいという気持ちの伝達が、何よりも宮崎県の農民に大きな勇気を与える事が出来ます。
私は焼酎党ですが、今はもっぱら呑む機会があれば宮崎県産の芋焼酎を愛飲するよう心がけています。
※ 私への御連絡については、以下のアドレスにご連絡を頂ければ、チェックが遅れる事もございますが、必ず情報は全て拝読しておりますので、宜しくお願い申し上げます。
(いつも色々なご意見や応援を有難うございます。メールの量が連日、倍々増状態となり、更に外での活動が増え続けている為、全てのメールに個別返信が厳しい場合があります。しかし、色々なご感想を受け止め、大変参考にさせて頂いております。状況、ご理解頂ければと願います。← それでも全て拝読は必ずさせて頂いております。)
藤井厳喜へのメッセージ、講演や仕事等の依頼も、以下アドレスまでお願いいたします。
ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ事務局e-mail : info.cfg.future@gmail.com
★ 【 Cambridge Forcust Group of Japan.Co 藤井厳喜チャンネル】
http://www.youtube.com/user/zingrace1213 (登録自由)
荒らし防止の為にも、映像をご覧になった後の、「★印での評価のご協力」を願えますと助かります。
★ 【ニコニコ動画「藤井げんきチャンネル」誕生!】
5月27日北海道での口蹄疫に関する緊急講演の会場からの放送を第一弾の中継にしたい考えです。是非、御覧ください!
アイコンは、 ← 此方が目印!
此方のチャンネルでは、私が気が向いた時に、皆さんに直接、話させて頂くような生放送チャンネルになる予定です。
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★ 『鳩撃ち猟』は不備確認の作業が再送の為、5月24日着まで、追加を受け付ける事に致しました。(27日か28日の札幌行きになる予定で調整中)
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5月13日には、国会で、宮崎県出身の古川禎久衆議院議員と松下新平参議院議員の質問が行われました。
偶然ですが、この2人とも、私の友人です。
古川議員とは、彼が当選する以前からの友人であり、松下議員とは、地元宮崎の私の本の愛読者に紹介されて親しくなりました。
今回の現地取材でも、両議院には大変、御世話になりました。
特に、松下議員は、空港まで迎えに来て下さり、かつ又、10日の日は直接、現地農家を御紹介頂くなど、格別の配慮をして頂きました。
心から御礼申し上げます。
両議院の鋭い質問の前に、赤松農水大臣は狼狽し、苦しい言い訳に終始しています。
2人の質問により、赤松大臣の誠実さの欠如と民主党政権の無能力が、国民の目に明らかにされました。
政治主導を主張する民主党が、実は全く主導権を取れていない。
政治家が権力を独占しようとするあまり、官僚を使いこなす事が出来ていない。
官僚からすれば、政治主導である以上、政治家の許可なくしては、責任ある判断は行う事が出来ない。
恐らく、専門知識のある官僚達は、苛立ちながら、あるいは冷笑的な態度で政治家の無能力を傍観していたのではないでしょうか。
ここが、自民党政治との大きな違いの1つです。
自民党型政治にも大きな欠点はありましたが、少なくとも、現・民主党政権よりは、巧く官僚の能力を使いこなしていました。
政党が政府の上に立とうとする、民主党型の、あるいは小沢一郎型の政治では、行政の隅々までもが党派色を帯び、官僚の政治的中立は侵されてしまう。
そればかりではなく、口蹄疫のような、危機に遭遇した場合、専門知識のない政治家が赤松農水相のように、責任者になってしまえば、専門知識のある官僚が能力を発揮する事が出来なくなってしまう。
ここに、民主党型政治のもう一つの欠陥が存在します。
以下、国会委員会での二人の質問を、御覧ください。
【ニコニコ動画】2010/5/13衆院農水委・古川禎久(自民)口蹄疫怒りの追求!
※ 【国会質問】農林水産委員会― 口蹄疫について
【ニコニコ動画】2010/5/13参院農水委・松下新平((自由民主党・無所属の会)
宮崎県を大災害が襲っていますが、宮崎出身の若手政治家、江藤拓・古川禎久・松下新平の3人が素晴らしい活躍をしています。
時代を担うべき40代の優秀な政治家が宮崎県にいた事は、まさに不幸中の幸いとも言えるでしょう。
彼らの真摯な態度に政治家のありうべき姿を見る想いがします。
今後も、党派の違いを超えて、彼らとは連携・連帯してゆきたいと思います。
私は、政治学者、特に危機管理の専門家として、この問題に若干の貢献が出来るのではないかと思っています。
【皆様へお願い】
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【イベント告知: 藤井厳喜・経済の勉強会が以下の要領で開催されます。】
「日本経済・世界経済の今後の展望 ― 国際政治の裏側からの考察 」
講師: 藤井 厳喜 国際問題アナリスト
2010年5月22日(土)18:30から20:30(開場は18時10分から)
開催場所:かながわ県民センター (横浜駅西口から徒歩5分)
住所 〒 221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2 - 24 - 2
http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/
会費: 1000円 (当日受付・有)
Mail問合せ先: YokohamaFPcomInfo@yahoogroups.jp
問合せ : ご担当者様・山内氏 090 - 4202 - 0818
この会には、FP(ファイナンシャル・プランナー)の方々が多く集まる予定です。
その為、国際経済の最新の動向を、経済の実践や投資活動に使いやすい形で、優しく解説します。
深い内容を、易しく解き明かす経済講演会です。ユーロ危機の行方はどうなるか?、オバマの経済政策で米経済は復活するか?上海万博後のシナ経済のバブル崩壊は本当に来るのか?、民主党経済政策は日本経済にどのような影響を与えるのか?等の疑問に、具体的に御答えするつもりです。
沢山の方々に来て頂ける、大ホールでのセミナーとなりますので、ふるってご参加ください。当日の急な参加大歓迎です!
この機会に、皆様からの質問にも積極的に御答えさせて頂く予定です。
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宮崎県で急速に拡大している口蹄疫の現地取材の模様を報告した放送です。
喉がいがらっぽいのは、恐らく黄砂の為か、あるいは現地での口蹄疫対策の消毒液の為かもしれません。
御聞き苦しいところはお許しください。
【口蹄疫】被害を拡大させた政府対応を告発する![桜H22/5/12]
9日、10日の時点で、現地の関係者は今後の殺処分頭数が、20万頭から30万頭に及ぶだろうと予測していました。
この事は、明記しておく必要があると思います。
ともかく、12日の時点でも、マスコミは現地の悲惨な状況を有りの儘に伝えようとは全くしていませんでした。
今日の日本で、これ程の情報統制がおこなわれているというのは、驚くばかりです。
この口蹄疫の事件は、第一に、民主党政権というものの本質を明らかにしたと同時に、今日の日本のマスコミの本質的問題を暴露したと言えます。
民主党政権は、国民の生活を守る意志も能力もないという事が明らかになりました。
マスコミは国民の為に、真実を伝えていない、という事が明らかになりました。
【厳喜に訊け!拡大版】口蹄疫パンデミック!宮崎レポート [桜H22/5/12]
口蹄疫災害は、民主党政権によってもたらされた完全な人災であると言えます。
遅まきながら、農水相は、4月20日の時点で、口蹄疫の発生を確認・公表しました。
先ず、この発見・公表が遅すぎたのですが、それにしても、この時点から本格的な防疫体制を発動していれば、被害ははるかに小さく防げたはずです。
しかし、更にその10日後、4月30日から5月8日まで、赤松農水相は外遊に出かけてしまいました。
誰の目にも明らかな、責任放棄であり、民主党政権と赤松農水相本人に如何に危機感が欠如していたかは、この一事をもっても十二分に分かります。
この点は、どんなに責任を追及されてもしょうがないでしょう。
今回の問題が一応終息した後に、恐らく現地の畜産家達は、赤松農水相の個人的な責任を、法的手段で追及する事になるでしょう。
第1級の危機が起きている時に、その事の自覚もなく、海外漫遊旅行に出かけた赤松と言う人物の無責任ぶりは、徹底的に糾弾しなければなりません。
また、その事を許した民主党政権の責任も当然厳しく追及しなければなりません。
小沢一郎民主党幹事長も、5月7日に宮崎県を訪問したにも関わらず、何ら有効な対策を打ち出さず、現地での話は宮崎県知事との選挙協力に終始したと言われています。
小沢氏は、口蹄疫問題は、「県の責任である」と明言し、国家政府の責任を放棄したかのような言動を取りました。
与党第一の責任者である小沢幹事長の責任も誠に重大であると言わざるを得ません。
現地では、小沢氏に期待する声が高かっただけに、宮崎県民は小沢氏に深く裏切られたと感じざるを得ませんでした。
以下の、前日5月11日に行われた、江藤拓衆議院議員(自民党)の質問を中心とする国会質疑の模様を是非、御覧ください。
江藤拓議員は、松下新平参議院議員、古川禎久衆議院議員と並んで、宮崎県選出の自民党政治家で、現地の様子を最もよく知る人間の1人です。
江藤さんは、私が取材に訪れたJA尾鈴で、口蹄疫発生当初から、泊まり込みで陣頭指揮を取ってきました。
私が現地を訪れた5月10日には、体調を崩して入院中で、私は現地では会う事が出来ませんでした。
江藤さんの父上の故・江藤隆美衆議院議員は、宮崎県の畜産業育ての親の1人であり、また10年前の口蹄疫問題制圧の第一人者でありました。
その点でも、江藤さんは口蹄疫の恐ろしさを熟知しています。
この国会質疑を見ると、江藤議員と赤松農水相の間には、越え難い溝がある事が見て取れます。
【緊急特番】「口蹄疫問題」江藤拓衆議院議員に聞く [桜H22/5/12]
5月12日(水)14時頃から、議員会館の江藤議員の部屋で、行ったインタビューです。
4月20日に口蹄疫発生を聞き、東京行きを取りやめ、直ぐに現地入りした、という江藤議員の発言には、この病気の恐ろしさを知るものの緊迫感がありました。
ここ10年来、「族議員」と言えば、批難の対象そのものでしたが、江藤さんの話を聞いていると、それぞれの産業の育成と保護の為に、族議員が如何に大事であるかという事がよく分かります。
畜産業に限りませんが、特定の産業を育成し、その業界の利益を代表する形で国会に選出される族議員は、民主社会においては、社会における特定集団の利害を国政に反映させる正統な役割を担っています。
ただ、国益を無視して、業界益のみを追求するとすれば、それは国益を損なう事になります。
この点は、確かに問題ですが、それぞれの業界が自らの族議員を国会に送り出し、業界の利益を守ろうとする事は、民主政治においては当然の事と言わなければなりません。
10年前の口蹄疫問題について、江藤隆美議員が適切に危機管理を行う事が出来たのも、同氏が間違いなく、宮崎県の畜産議員であったからです。
故・江藤議員は、元来が獣医師であり、畜産業に対する専門知識も実に豊富な政治家でした。
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【鳩撃ち用猟告発状PDFファイルのミラー(DL用)】
以下、別サーバ保管のミラー版(※内容は全く一緒です)を貼らして頂きますので、メイン・サーバの回線エラー発生の折には、以下もお試し下さいませ。
ミラー保管庫 http://www1.axfc.net/uploader/Li/so/63871.pdf
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昨夜5月9日は、深夜ホテルに戻り、当日の記録をまとめ、又、動画のレンダリングや編集等に時間を費やしました。
その作業と並行して、主にTwitterやメールを通じ、宮崎県の読者の方々や、NETで知り合った現地の関係者と情報交換や打合せをさせて頂きながら、準備を進めました。
翌朝、宮崎県入りする赤松農水相へ抗議の声を上げるべく、県庁に10時半頃に集合するように皆さんにTwitterを通じて呼びかけました。
赤松農水相の県庁到着は、午前11時と発表されていました。
県庁に行く前に、宮崎日日新聞を訪れ、編集委員の方に、インタビューをさせて頂きました。
また、今回の口蹄疫の件のみならず、10年前の口蹄疫事件の際の日日新聞の時系列に整理された記事を頂き、大変有効な資料となりました。
特に10年前の事件の記事は、今回の危機管理の失敗と比較する上においても、大変重要な資料で、時間のある時にジックリ初動防疫対策の違いを今回と比較的に研究してみたいと思っています。
さて、10時半前に県庁に到着すると、既に約30人くらいの人々が、今や遅しと赤松大臣の到着を待っていました。
前日、Twitterやメール等で連絡を取っていた方々が、次々に挨拶をしてくれました。
全員が初対面の方ですが、こういった場合、不思議な親近感があるものです。
農協青年部の人々は、抗議したいのは山々だが、被害地域から移動する事は自粛するとの事で、誰も来てはいませんでした。
待ち受けていたのは、地元メディアを含む、ごく少数のマスコミの記者達と、しかし大部分は地元の市民記者やTwitterで連絡を取り合ったような人達ばかりでした。
以下に貼りつける動画は、Twitterでやり取りをさせて頂き、会う事になっていました(当日、一緒だった)市民記者の方が撮影下さり、綺麗に編集UPして下さったものです。
【口蹄疫問題】赤松農水大臣、宮崎へ
この映像の中でも出てきますように、私の呼びかけに応じて、集まって下さった有志の方々が、この待っている間もそれぞれにiPhoneを使ってU-Streamで実況中継下さったり、ニコニコ生放送をして下さったりしていました。
ところが待てどくらせど、赤松大臣は一向に姿を現しません。
11時半頃、大型のTVカメラを構えたマスコミのカメラマンが、携帯で連絡を受けた後、さりげなくその場を後にするのを私は目撃しました。
この時、直観的に、赤松大臣は我々が待つ表玄関を避け、「裏口」から県庁に入ったな、と気が付きました。
更に、少し待ちましたが一向に大臣の姿は現れないので、裏口からの県庁入りを確信した私は集まった皆さんにその旨を伝えました。
皆、如何にも肩すかしを食わされた風で、ガッカリしていましたが、現実にはよくある事ではあります。
そう、集まった若い人々を慰めた次第です。
しかし、この間、集まった市民有志の方と挨拶が出来、また情報交換が出来たのは不幸中の幸いでした。
(↓ その時の、県庁の中で行われた会談の様子の映像 ↓)
実は、この時、地元の古川衆議院議員(自民党)が農家の窮状を訴える発言を開始したのですが、その直後に、赤松大臣にその発言を阻止されました。
現地の窮状を最もよく知り、農民を代弁すべく発言を始めた古川議員の声を封殺した赤松大臣のやり方は、誠に情も涙もなく、官僚主義的なファッショ的な彼の体質をむき出しにしたものでした。
その後も、現場の声を報告しようとした松下参議院議員や古川議員など、民主党でない議員に対して、「選挙用のパフォーマンスは許さない!」等の暴言を吐き捨てた農水相でした。
(この恐るべき言論統制については、自民党議員として、抗議の記者会見を即、行われました。)
古川・松下の両議院は、その直後、赤松大臣の暴言に対する抗議の緊急記者会見を開き、その足で、即、東京へ直行しました。
電話で連絡を取った私に、「この赤松の暴言は必ず国会で取り上げます」と、松下議員は明言してくださいました。
逃げ切った赤松大臣は次に、13時から宮観にて、農業関係団体と意見交換会に出席の為に、県庁での会談の後、すぐ又、裏口から移動したようです。
私は次の取材地である川南町に車で向かいました。
この間も車中で各所と情報交換やミーティングを行い、協力体制を築きながら、対応をさせて頂きました。
児湯郡川南町は今回の口蹄疫被害の中心地のひとつです。
川南町のJA尾鈴の遠藤威宣・養豚部会長に、被害実情についてインタビューをさせて頂きました。
遠藤さんこそ、今回の口蹄疫の被害の実態を最もよく知る人物の一人です。
古川議員や松下議員の御蔭で、私に信頼を置いて、実態をありのままに話して下さいました。
マスコミ一般が全く伝えていない宮崎の恐るべき惨状が、遠藤さんの口から次々に明らかになってゆき、時に涙しながら農家の悲劇を訴える遠藤さんに、インタビューをする私自身の目も思わず、潤んでくる事が何度かありました。
それにつけても、この悲惨な現実を、一刻も早く日本全国の人々に知らせなければならない、という使命感を益々強く感じたインタビューでした。
遠藤さんの話しの中で特に印象深かった点を、以下、抜き書きにしておきます。
この時点で、遠藤さんは既に、殺処分の数が20万頭から30万頭に及ぶだろうという事を予測していました。
更に、この日の赤松農水大臣が、的を得た対策を発表しなければ、被害は更に拡大し、宮崎県の畜産業は文字通り、完全に壊滅するのではないか?と、心配していました。
農家にとっての悲劇は、単に経済的な損害ばかりではありません。
産まれたばかりの可愛い子ブタや、妊娠したお腹の大きい母豚までも殺さなければならない、畜産家の心情は、察するにあまりあります。
殺処分によって、農民たちの心が、何よりも取り返しのつかないダメージを受けている事を、遠藤さんは繰り返し繰り返し、強調されていました。
また、実際に殺処分を行う獣医さん達の心理的なストレスの残酷さも、想像にあまりあります。
獣医さんになる人は、皆、動物好きで、動物の命を助ける為にその職業に就いた人ばかりです。
そういった人達にとって、大量の動物を殺さなければならない、その中には多くの未だ口蹄疫に感染していない家畜も含まれます。
その心理的な重圧感はとても口で表現できるものではないでしょう。
例え、経済的に国が全面的に保証をしたとしても、畜産家の多くは、この悲劇が心的傷害となり、2度と畜産業を営む事が出来ないのではないか、と遠藤さんは憂慮されていました。
ウィルスの拡散を防ぐために、農民たちは、移動を禁じられています。
家の中にいて、外部と接触するチャンスも少なく、一方では自らの経済的基盤が口蹄疫によって完全に失われてゆく。
当然、家庭内のストレスは高まり、これが夫婦喧嘩や、精神的病を呼び起こす原因ともなってしまう。
こういった人間的な悲劇が、口蹄疫災害の背後に存在するという事を、遠藤さんとのインタビューで痛切に感じる事ができました。
移動や現地入りに際しての防疫体制について一言。
JA尾鈴に入る際の、車の徹底した消毒の様子を以下の写真でご紹介します。
被害地ではこのように、どこでも徹底した消毒体制が敷かれていました。
【皆様へお願い】
我々、日本国民が出来る宮崎県民への最大の励ましの手段の1つは、宮崎県産の農産物・畜産物をとにかく少しでも多く食べる事です。
牛肉・トリ肉・豚肉は勿論、果物や野菜も、今は出来るだけ、宮崎産のものを買おうではありませんか。
私も出来るだけ、心がけて、宮崎県産の食料を食べるようにしています。
これが、一般消費者が出来る、ささやかな、しかし確実な応援だと思います。
Twitterやブログをやっている人は、宮崎県産の食料を食べる時に、是非、その様子を大きな声で好評して宣伝して下さい!
その事が宮崎県の農家を大きく励ます事になります。
彼らの絶望感を救う事が出来ます。
民主党政権は頼りなくても、日本国中にこれだけ多くの関心を持ち、宮崎を助けたいと思っている事が具体的に伝わります。
その気持ちの動き、宮崎を救いたいという気持ちの伝達が、何よりも宮崎県の農民に大きな勇気を与える事が出来ます。
私は焼酎党ですが、今はもっぱら呑む機会があれば宮崎県産の芋焼酎を愛飲するよう心がけています。
【イベント告知: 藤井厳喜・経済の勉強会が以下の要領で開催されます。】
「日本経済・世界経済の今後の展望 ― 国際政治の裏側からの考察 」
講師: 藤井 厳喜 国際問題アナリスト
2010年5月22日(土)18:30から20:30(開場は18時10分から)
開催場所:かながわ県民センター (横浜駅西口から徒歩5分)
住所 〒 221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2 - 24 - 2
http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/
会費: 1000円 (当日受付・有)
Mail問合せ先: YokohamaFPcomInfo@yahoogroups.jp
問合せ : ご担当者様・山内氏 090 - 4202 - 0818
この会には、FP(ファイナンシャル・プランナー)の方々が多く集まる予定です。
その為、国際経済の最新の動向を、経済の実践や投資活動に使いやすい形で、優しく解説します。
深い内容を、易しく解き明かす経済講演会です。ユーロ危機の行方はどうなるか?、オバマの経済政策で米経済は復活するか?上海万博後のシナ経済のバブル崩壊は本当に来るのか?、民主党経済政策は日本経済にどのような影響を与えるのか?等の疑問に、具体的に御答えするつもりです。
沢山の方々に来て頂ける、大ホールでのセミナーとなりますので、ふるってご参加ください。当日の急な参加大歓迎です!
この機会に、皆様からの質問にも積極的に御答えさせて頂く予定です。
※ 私への御連絡については、以下のアドレスにご連絡を頂ければ、チェックが遅れる事もございますが、必ず情報は全て拝読しておりますので、宜しくお願い申し上げます。
(いつも色々なご意見や応援を有難うございます。メールの量が連日、倍々増状態となり、更に外での活動が増え続けている為、全てのメールに個別返信が厳しい場合があります。しかし、色々なご感想を受け止め、大変参考にさせて頂いております。状況、ご理解頂ければと願います。← それでも全て拝読は必ずさせて頂いております。)
藤井厳喜へのメッセージ、講演や仕事等の依頼も、以下アドレスまでお願いいたします。
ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ事務局e-mail : info.cfg.future@gmail.com
★ 【 Cambridge Forcust Group of Japan.Co 藤井厳喜チャンネル】
http://www.youtube.com/user/zingrace1213 (登録自由)
荒らし防止の為にも、映像をご覧になった後の、「★印での評価のご協力」を願えますと助かります。
★ MPJコラム - 『ティー・パーティー型政治運動と猫型組織』本日掲載!
★ 一度、4月末の締切で打切らせて頂きました『鳩撃ち猟』につき、集計作業に入らせて頂いております。不備確認の作業が延びそうな為、5月15日着まで、追加を受け付ける事に致しました。
(本日以降の追加分の不備につきましては、第一弾提出に間に合わなくなる恐れがある為、くれぐれも《判子&割り印の押し忘れ》、《両面印刷不可》、切手の貼り忘れや、料金不足エラーには、お気をつけて、参加下さい。
《告発状、新ネットプリント番号》50474565 (5/8 23:59まで)
※ 鳩撃ち猟まとめ @ Wiki http://www26.atwiki.jp/hatouchi/
(↑ 此方への問合せや情報共有の方が、有志の御協力者様が多い為、早い状況です。)
【作戦名『鳩撃ち猟』続報2 猟師募集と実行手順について・応募署名PDF付】
【★お願い! DLした用紙は、両面印刷では法律文書として不可扱いとなってしまいます。 必ず、一枚一枚の印刷を宜しくお願い致します。】
※ 鳩撃ち告発状 DLページ
http://sites.google.com/site/kokuhatsuhatouti/
【鳩撃ち用猟告発状PDFファイルのミラー(DL用)】
以下、別サーバ保管のミラー版(※内容は全く一緒です)を貼らして頂きますので、メイン・サーバの回線エラー発生の折には、以下もお試し下さいませ。
ミラー保管庫 http://www1.axfc.net/uploader/Li/so/63871.pdf
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私が今日・どこで何に参加しているか?今、何を考えているか?、ご興味の方は是非、御気軽にご参加「フォロー」ください。)
前日、講演した和歌山市から、早朝、伊丹空港に移動し、空路、宮崎に入る。
空港で、待ち受けていて下さった旧知の松下新平参議院議員と落合い、その足で直ぐに口蹄疫に関する現場取材を開始した。
藤井厳喜in宮崎「口蹄疫被害」現地レポート1―松下新平議員に伺う H22/5/9
http://www.youtube.com/watch?v=bUXLJuRUBtc
1番はじめに訪れたのが、東諸県郡にある国富町の山元正人(やまもとまさと)さんである。
山元さんは、牛40頭を肥育し、2町歩を耕作する宮崎中央肥育牛部会の会長を務められている。
10年前の口蹄疫対策の経験もあり、また、宮崎牛のブランド作りに尽力されてきた、地域のリーダーの御一人である。
山元さん宅では幸いな事に、まだ口蹄疫被害は出ていない。
しかし、極めて近い友人達の農場では被害が発生しているという。
山元さん宅に御邪魔して、約1時間以上、現状と特に被害農家の様子をお聞きした。
山元さんの自宅と牛舎の周辺は、真っ白な石灰で覆いつくされていた。
ウィルスの拡大を恐れる為、3歳になる御孫さんがゴールデン・ウィークの休みに訪問する事も、出来なかったし、今後しばらくは、来られないという寂しい状況である。
山元さんの御話で、特に印象深かったのは、県の初動防疫の失敗であるが、特に県による情報の集約と開示の失策である。
口蹄疫発生から10日間ほどは、どこで、どの規模の口蹄疫が発生しているか、渦中の畜産家自身が全く知らされていない状態であった、という。
県が、正確な情報を収集し、この情報を正確に畜産家に伝える事に、全く失敗していたのである。
現段階でも、県の当局者が地域の畜産家に最新の正確な情報を広報しているとは言えない。
恐るべき、行政の怠慢であり、最も初歩的な危機管理のミスである。
10年前に口蹄疫が発生し、これを短期間に収束出来た事実があるにも関わらず、この時の教訓が全く生かされていないのは、驚くばかりである。
農家全体が、単に経済的被害ばかりではなく、精神的に大きなショックを受けているという。
愛情をかけて育てた動物を、いつかは出荷しなければならない。
出荷すれば殺される事は分かっている。
しかし、謂わば、天寿を全う出来ない形で、育てた牛や豚を、殺す事は、畜産家にとっては、耐えがたい精神的な衝撃である。
時には、妊娠したメスや、産まれたばかりの子牛や子ブタも殺さなければならないはめになる。
想像するだに、殺される方ばかりでなく、殺す側にとっても残酷な話である。
多くの畜産家がこのトラウマに耐えきれない精神状況になっているという。
次に、宮崎市の高岡町に移動し、宮崎市農業委員で、削蹄師(さくていし)の西薗畩美さんの御話を伺う。
削蹄師さんというのは、牛の蹄を削る仕事をする専門家であり、色々な牛舎をまわる御仕事上、当然、畜産農家の情報に詳しい。
そして、西薗さん自身が畜産業も営んでいる。
西薗さんが訪問中の農家の牛舎の前でのインタビューを以下に掲載する。
藤井厳喜in宮崎「口蹄疫被害」現地レポート?削蹄師の方に訊く
http://www.youtube.com/watch?v=z4G_DKfhgWA
その後、現在、閉鎖中になっている子牛の競市場を訪れ、松下議員の被害状況の報告を伺う。
子牛が出荷出来ないと、当然の事ながら、子牛を育てている農家は大変困る。
予定された収入がなくなるばかりではなく、出荷できない期間も食べさせ続けなければならないから、エサ代は余分にかかる。
どの農家も皆、大きな借金を抱えており、返済や畜舎の維持費等は小さな額ではない。
子牛売却に伴う予定された収入がなければ、資金が回転せず、倒産する畜産家も当然出てくる事になる。
とにかく今、トンネルの出口が見えない事が、畜産家を絶望に追いやっている大きな原因の1つである。
会う人、会う人が、口々に、10年前とのあまりの違いに言及していた。
その他、色々なところを取材させて頂いた後、松下新平議員の事務所に戻り、その日の情報収集を総括した。
藤井厳喜in宮崎「口蹄疫被害」現地レポート3?現場回りを終え H22/5/9
明、5月10日、赤松農水相が口蹄疫発生後、はじめて、宮崎県を訪れる。
4月20日の口蹄疫発生確認以来、3週間も経っての現地訪問は、農水大臣の無責任ぶりと、民主党政権の危機管理の失敗を物語るに十分である。
しかし、この間、忘れてはならない事が1つある。
4月28日から5月8日の赤松農水大臣の外遊中の農水相の最高責任者は、何とあの、福島瑞穂・社民党党首であった。
しかも、福島氏は、参議院全国区の選出ではあるが、宮崎県延岡の出身である。
この間、全く、有効な手を打たず、勿論、現地訪問もしなかった福島瑞穂・農林水産大臣臨時代理国務大臣、兼、少子化担当大臣の責任は、厳重に追及されなければならない。
この福島大臣のあまりの無責任ぶりには、宮崎県出身という事もあり、私が取材した全ての人々が、驚き、呆れ、憤りをあらわにしていた。
「宮崎の恥!」という言葉も、度々、聞かれた。
この間、福島大臣は、メーデーの準備や、ピース・コンサートの人集めに御多忙だったようである。
国民からの圧力におされ(我々の仲間から赤松大臣の選挙区の事務所へのFAX抗議等もあり)、農水相は重い腰を上げていよいよ明日、宮崎県に来訪する。
しかし、あくまで、現地査察は拒んでいるという。
5月8日に帰国したが、翌9日、帰国後、最初の訪問先は、秋田県であり、目的は選挙応援の為であった。
当日、いくつもの情報格差を発見した事は、大変興味深かった。
1) 県内と県外の情報格差。
宮崎県内では当然の事ながら、口蹄疫に関して、新聞やTVは大々的に報道している。
例えば、当地の代表的新聞である、宮崎日日新聞では、連日ほぼ毎日、口蹄疫関連の記事を一面で報道している。
宮崎県民の多くは、日本国中でも同様に報道されている、と自然に勘違いしているようである。
宮崎県以外では、口蹄疫報道は意図的に極めて限定されている。
2) 宮崎県内にも大きな情報格差がある。
渦中にある畜産農家と、一般の宮崎県民の間には、大きな情報ギャップが存在する。
県民一般は、口蹄疫問題に対して、表面上は然程、大きな関心をはらっているようには見受けられない。
寧ろ、「風評被害」を恐れて、敢えてその事を口にしない事が宮崎県の為になる、と思っている節がある。
渦中の畜産家達の間では、最早、風評被害を恐れている段階ではなく、徹底的な情報開示が必要だと考えている人が多い。
3) 県知事や県の役人と、畜産農家の間には、大きな意識の乖離が存在している。
県行政サイドは初動防疫の失敗があった為に、報道の拡大と原因究明に腰が引けているように思われる。
少なくとも、発生後、初期の段階では、県は農民に、メディアの取材に応じないように働きかけていたという。
現在も、この隠蔽的体質が継続していると指摘する人々もいる。
4) 農水相と宮崎県の間にも大きなギャップが存在する。
初動防疫に失敗した事から、単純に言えば責任のなすり合いをしている。
農水相も宮崎県も、情報を開示するよりは隠ぺいしようとしているのは明らかである。
5) 5月7日の小沢の宮崎県訪問は、更なる混乱を生み、県民により多くな心理的ショックを与えた。
小沢民主党幹事長は、「責任は全て県にある」と、断言し、積極的な関与を拒否した。
これにより、県の隠ぺい体質が悪化したように思われる。
※ 私への御連絡については、以下のアドレスにご連絡を頂ければ、チェックが遅れる事もございますが、必ず情報は全て拝読しておりますので、宜しくお願い申し上げます。
(いつも色々なご意見や応援を有難うございます。メールの量が連日、倍々増状態となり、更に外での活動が増え続けている為、全てのメールに個別返信が厳しい場合があります。しかし、色々なご感想を受け止め、大変参考にさせて頂いております。状況、ご理解頂ければと願います。← それでも全て拝読は必ずさせて頂いております。)
藤井厳喜へのメッセージ、講演や仕事等の依頼も、以下アドレスまでお願いいたします。
ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ事務局e-mail : info.cfg.future@gmail.com
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荒らし防止の為にも、映像をご覧になった後の、「★印での評価のご協力」を願えますと助かります。