昨日、2月26日(木)、大阪シティプラザホテルでの関西厳喜会の講演要旨が2月27日付の大阪日日新聞(社会面19頁)に写真入で紹介された。
この日、26日夜、講演会後の懇親会はPM4から6時、シティプラザホテル内で行われた。
多くの読者の方々と直接、お話できる機会がもて、有意義な懇親会となった。
その後、有志での夕食会に流れる。
川崎健市(株)べステートジャパン会長や中川哲生(株)中川商会代表取締役、日本文化伝統産業近代化促進協議会の表博耀会長らと、大いに盛り上がる。
早朝の新幹線で大阪へ。
午後1から3時、大阪市中央区のシティ・プラザ・ホテルにて講演会。
主催は関西厳喜会(坂本孝一・代表幹事)、後援は大阪日日新聞。
演題は『ドンと来い!大恐慌』で私の前作の一つ『ユダヤ人成功者に学ぶ・這い上がる力』(PHP研究所)にも言及しながら、
1. 金融恐慌のカラクリ
2. 大不況サバイバル術
の2点に絞ってお話した。
参加者約80名。
準備していただいた『ユダヤ人成功者に学ぶ・這い上がる力』は、即完売した。
関西厳喜会は関西在住の藤井厳喜本の愛読者・ファンを中心に生まれた組織で今回が第五回目である。
来月3月、韓国がディフォールト(国家破産)しそうである。
韓国経済は異常に輸出依存度の高い経済である。日米欧はもとより、シナもロシアもアラブ諸国も、発展途上国も、皆、経済が超落ち込んだ今、韓国経済が急降下することに何の不思議も無い。
しかも、製造業においては、日本の製造業への依存度がこれまた異常に高い。つまり工作機械やらハイテク部品の殆どは、全て輸入に頼っている。ヒュンダイの自動車のエンジンが三菱自動車製であるのが、典型的な例である。
輸出で稼げなければ、輸入する事もできない。あるいは、輸入したモノの代金を払う事ができない。外国から借りた金が返せない。つまりディフォールト(default)という事になる。
韓国からは外資も撤退しつつある。1997-98年、韓国が第一次ディフォールトを起こし、IMF管理下に入った直後、外資が韓国企業を大規模に買収した。
この時、韓国に進出した外国企業が今、いっせいに引きつつあるのだ。
韓国のスター企業、三星電子(サムスン)までついに赤字である。韓国通貨=ウォンは暴落している。外資への返済は益々難しくなる。
韓国の食糧自給率は日本以下である。しかもその食糧輸入はカーギル一社にほとんど牛耳られている、韓国経済は既に破綻している。
エライもんだねぇ。ヒラリー、たいしたもんだ。
明治神宮に参拝したり、北朝鮮拉致被害者の家族に会ったり、愛嬌をふりまくだけふりまいて、シナに去っていった。
ヒラリーは中味の無い、虚栄心と権力欲の固まりのような女である。しかし、彼女は「政治とはパフォーマンスなり」と割り切った政治家である。
これが彼女の最大の強みであり、また弱点でもある。
政治とはパフォーマンスだけではない。
良き政治家は大衆向けのパフォーマンスをするだけではなく、何よりもまず、国家・国民の為に正しい判断のできる人間でなければならない。しかし彼女の辞書に、そんな文字は存在しない。「愚かなる大衆」をパフォーマンスにより喜ばせる事が、彼女にとっては政治そのものなのだ。
言い換えれば、ヒラリーにとって、政治家とは女優業なのである。
大衆を嬉しがらせる事なら、彼女は何でもやる。その女優としての技量は抜群である。
日本人はこの事に、ごまかされてはいけない。彼女は目的の為には、手段を選ばない人間である。「できるだけ大量の経済支援を日本から獲得すること。」これがおそらく、ヒラリーがオバマから与えられた課題なのである。
彼女は日本が好きな訳でも、おそらく?嫌いな訳でもない。ヒラリーは、この目的を達成する為に、女優として最大限の能力を発揮したまでの事なのである。
今日、さらに円安が進んだ。
私は午前中に米ドルを外国に送金したが、窓口(三菱東京UFJ)では、すでに1ドル=97円72銭だった。
アメリカの株価は7000ドルに向けて下降中。しかし、このところ、やや円安ドル高に傾いているのはどうした訳だろうか?
いくつかの理由が指摘されているが、明白な原因はつかめていない。
一つの隠された可能性は、日本政府による米国債買いの動きである。
ヒラリー・クリントン米国務長官が来日した折、麻生政権は、相当の額の米国債買いを約束したはずだ。日米首脳会談への手土産としても、米国債の大量購入をオバマ大統領に約束した節がある。
日本としては、急激な円高を食い止めるという、大義名分が成り立つ。
実際に米国債を買わなくても、その動きを察知しただけでも、影の相場は動く。ここら辺に真相があるのではないか。