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本日は丸1日、DVD収録でした!

投稿日:2009,03,04


やっと・・・たった今、収録が終わりました。(22時40分頃?)
今までノンストップで、収録です。



前回もですが、午後1から始めて、大体、収録の全てが終わるのが夜の10時半過ぎ。



一気に集中して、緊張感を持続させるだけに、終わった時は、撮影メンバーの方々も皆が、ホッとします。



今日も1日、お疲れ様でした!


乾杯!!!!!

収録中、ずっと協力してくれた最前列、聴講者?ミニチュアダックスフンドのモミジちゃんは、
必ず、収録スタートになると、必ず、物音1つ立てず、収録協力をしてくれる優秀な犬です。




(毎回、収録スタートONになると、定位置の指定席で熱心に聴いてくれています)

新著「ドンと来い!大恐慌」は、「新しい試み」の連続でした (1)

投稿日:2009,03,04

新著「ドンと来い!大恐慌」(ジョルダンブックス)の入稿を終え、あとは見本刷が出来上がってくるのを待つだけという、実に感慨深い、心境です。
また今回の本は、私の「第2のデビュー作」という位置づけで考えてきましたので、ワクワク、ドキドキすると同時に非常に緊張して本の発売を待つという新鮮な心境です。

この本で46冊目になるのですが、
私が今まで出してきた本の「かるーく3冊分以上」のエネルギーを投入して書きました。

ですので、この本は、新しい試みの連続です。
というよりは、「新しい試み」のフルコース・ディナーです。
このブログでは、少し予告編的に、その「新しい試み」について、発売前に御紹介させて頂きたいと思います。





スペシャル対談企画を取り入れた】
今度の『ドンと来い!大恐慌』では、
本文、第6章と第7章との間に「スペシャル対談」コーナーの企画が入っています。
それだけでも1冊の本になるような濃い内容の対談のエッセンスをまとめた記事がなんと33ページも入っています。


P235-267 〈スペシャル対談〉日本はこんなにすごい国だ! 松本和彦(カリスマ・フードコンサルタント) & 藤井厳喜
P268-281 明日からでも使える「大恐慌処世術」 松本和彦
P282-288 藤井厳喜がおくる若者とOLとサラリーマンと主婦への若干の実践的アドバイス

そのスペシャル対談コーナーのはじめ、
『松本和彦氏は現場、実体経済の専門家であり、実際のビジネス、特に食の世界での世直し的なカリスマ・コンサルタントであり、教育者でもある。
松本氏と藤井の会話というのはまさに、実体経済の現場とマクロ経済を見てきた立場が、手を取り合ったコラボレーションでもあり、今までの特定の専門分野ではあり得なかった一つの可能性を秘めている。』 (←本文引用)

と、ありますが、
実体経済の現場の専門家とマクロの国際経済、国際情勢を見てきた立場のスペシャル・コラボレーションを行い、その会話の一端を御紹介させていただきました。


まず御紹介しなければならないのが、
今回、対談コーナーにご登場いただきました松本和彦さんですが、
私の友人であり、カリスマ・フードビジネス・プロデューサーとして、日夜、シビアな現場の実体を熟知していらっしゃる方で、フード・ビジネスのコンサルタントとしては、もはや「生きる伝説」といわれている人です。是非、こちらのコーナーの「新たな試み」も楽しみにしていただきたい。


実際の対談は、とても書ききれないくらい、話のテーマも多岐にわたり、約半日以上丸々、大いに楽しみ、盛り上がり、とても素晴らしいひとときでした。


アメリカ vs スイス 関係、更に悪化!

投稿日:2009,03,03

アメリカとスイスの関係が、更に悪化している。

アメリカ人のごり押しに、スイス人は怒っている。

スイスの銀行UBSには52000人のアメリカ人の銀行口座がある。
アメリカ政府は、この全ての人名の情報公開を求めている

スイス政府は、脱税の可能性のある、250から300名の個人名を、既に通告し、これ以上の個人名の漏洩を違法であると決定している

スイスでは、銀行業界に100万人以上の人が就業しており(スイス全体の人口は約720万人)、スイスのアメリカに対する投資は、アメリカ国内で50万人以上の雇用を生み出している。
スイス国民は、スイス銀行の口座をEASYに脱税問題と結びつけるアメリカ人の無作法な態度に、かなり感情的に反発している。

スイス政府は、アメリカが直接の国交関係を持たないイランにおいて、アメリカ政府の領事義務の代行をしている。
しかし、場合によっては、スイス政府は、この領事義務の代行を拒絶するかもしれない


この「アメリカ政府はスイスとの関係を注意深く扱うべきである」と二度、駐スイス大使を務めた人物が、3月2日付ファイナンシャル・タイムス紙に寄稿している。

アメリカ・スイス関係は、現在、かなり悪化している。

この事については私の知る限り、日本のマスメディアは、全く報道していないようだ。

ゾンビ銀行を潰せ!

投稿日:2009,03,03

 3月2日付ファイナンシャル・タイムス紙に、ジェームス・ベーカー氏が寄稿している。
ベーカー氏は、レーガン政権の財務長官、ブッシュ父政権の国務長官等を歴任した米政界の重鎮である。
 彼は、「アメリカのゾンビ銀行(生きているように見えるが実は死んでいる銀行)は、はやく潰してしまえ!」と主張している。

生き残る見込みの無い銀行は潰し、どうにかなる見込みのある銀行には公的資金を注ぎ込み、救済する。
ただし預金は、政府が全額保証する。(現在の補償額は25万ドルまで)

国有化という言葉こそ、使っていないものの、事実上の国有化のススメである。
ピンチを脱したら、一度国有化した銀行を、再度、民営化すればよい、との考えである。

ベーカー氏は、大事な点を指摘している。
それは、銀行危機の本質は、支払い能力(Solvency)の問題であって、流動性(Liquidity)の問題ではないということだ。
市場に資金を供給して流動性をいかに十分に与えても、債務超過で支払い能力のない銀行は、救う事が出来ない
こういった銀行に、公的資金を逐次的に投入していっても、税金の無駄遣いになるし、経済の回復を遅らせるだけだ。
ベーカー氏は、こう主張している。

3月3日付、日本経済新聞の、国際面に、このベーカー氏の寄稿文についての囲み記事が出ていたが、 肝心な内容を紹介していなかったのが残念だ。

明日は「(仮)アメリカ大統領を通して見る現代国際関係」の収録になります

投稿日:2009,03,03

今年は特に、「超」忙しくなりそうです。
実際、昨年末頃より従来の3倍以上は働いているような実感です。(笑)


3月14日の『ドンと来い!大恐慌』の発売時期に合わせて発売される、
DVD版『さらに!ドンと来い!大恐慌 DVDスペシャル収録済も現在、編集製作中ですが、
DVDシリーズ第2弾となります

『(仮題)アメリカ大統領を通して見る現代国際関係 ―ケネディからオバマまで』の撮影収録が、明日、終日、行われ、今晩もずっと、その最終準備に奮闘しております。

こちらもまたご紹介させて頂きますが、DVDシリーズも是非、ご期待ください。

写真は、前回、収録の時のものです。