昨日、WBCで日本が優勝した。
二連覇である。
これだけで日本中が、相当明るくなった。
野球という1スポーツのことではあるが、この優勝は、日本人の優秀さと組織力が世界で超一流である事を物語って余りある。
イチロー選手の活躍をはじめ、個人の力量が優れていることは勿論だが、原監督のリーダーシップが特に光ったように思う。
日本人は、自らの資質に自信を持ってよいし、寧ろ、自信を持たなければならない。
経済においても、政治においても、過剰な悲観論は有害でしかない。
日本人の資質は優れてはいるが、政治においても、経済においても、時代を切り拓いていく強力なリーダーシップが欠如している。
言い換えれば、リーダー達があまりに老朽化しているのである。
これが、『ドンと来い!大恐慌』でも最も言いたかった事の1つだ。
『ドンと来い!大恐慌』の殆ど共著者でもある、カリスマ・フードコンサルタント、松本和彦さんが、出版記念のお祝いに懇親会を主催してくださった。
約30人の集まりで、松本さんを中心とするコミュニティの方々の顔ぶれが多彩であることは勿論、皆、それぞれの分野の一流の専門家である。
飲食業の方は寧ろ少なく、それ以外の方面の方々が多数、駆けつけてくださった。
不況はさらに深化しているが、ここに集まった人達は、皆、元気で前向きで、それぞれのビジネスの最前線で新しい道を切り拓いている人達である。
集まった人達の熱意と、活気と智恵を実感した素晴らしい夕食会だった。
3月19日に取材訪問させていただいたみずほの村(茨城県つくば市)の山峰国彦さんも、超ご多忙の中、この会に駆けつけてくださったのは大変嬉しかった。
『ドンと来い!大恐慌』の中でも、『2008年が農業元年である』という事を書いたが、その言葉を引きながら、日本農業再生の具体的なプログラムについて、本日もまた、熱く、語ってくださった。
人と人が出逢い、情熱がシナジー効果を生み、新しい時代が切り拓かれてゆく。
それは、いつの時代でも通じる真実だ。
本日、たった今、読者の方から「会社のお昼休み」という事で、大変、嬉しい吉報を頂きました。
何と、今・・・『ドンと来い!大恐慌』がジャンル、『国際経済と日本』で
AMAZONジャンル別ランキングが早速!『1位』になっている!!!! という事を教えていただきました。
こういう御報せは嬉しいですね。
中々、コマメにチェックしていないと、そういう情報は著者サイドで常に、自分に関する情報というのは把握できないものです。
殆ど、読者の方々や知り合いの方からのお知らせや報告を頼りに、どの書店さんや場所でどうなっているか?
「会社で推薦図書に実はしていただいていた」
等を大分、後から知って驚く事が多いものなのです。
勇気づけられる御報せ、有難うございました。
また、本日、発売の『サンデー毎日(4月5日増大号)』にオールカラーで広告を掲載して頂けるようです。
今月末、『ドンと来い!大恐慌』のDVD版、『さらに!ドンと来い!大恐慌DVDスペシャル』が、いよいよ登場いたします。
貴方だけに送るベストセラーのDVD版!!
これさえ見れば世界経済危機の全てがわかる!
● 何故金融恐慌が起きたのか?
● 世界経済は今?どうなっているのか?
● 日本はどうすればよいのか?
『ドンと来い!大恐慌』(ジョルダンブックス)の要点を著者・藤井厳喜が個人授業で、生講義!
さらに、本で扱っていないテーマまで、より深く特別解説。
「円は既に世界の基軸通貨になっていた!」 等、衝撃の新理論も登場!
★【収録内容】 『さらに!ドンと来い!大恐慌DVDスペシャル』 講義内容は・・・
DVD1
01 はじめの言葉
02 プロローグ「円は既に世界の基軸通貨だ」
03 巨大な双子の赤字の行方
04 アメリカ・マネー帝国の崩壊
DVD2
05 アングラ・マネーが引き起こした金融恐慌
06 資本主義というカラクリ解明
07 市場とは何か
DVD3
CFGについて(CM)
08 未来学入門 前半「時代の4つの局面(春夏秋冬)と人間の意識水準
09 未来学入門 後半「3つの世界と4つの人間類型」
10 未来学入門のまとめ
11 終わりの言葉
の、3枚組になります。
詳しくは、また近日、ご紹介させていただきます。
御期待ください。
大磯の旧吉田茂邸、通称ワンマン邸が全焼した。
実は、私は、この建物の中に二度、入った事がある。
大磯の隣町、二ノ宮に私も大変御世話になっている鈴木利男さんという方が住んでらして、この方のご案内で、内部を見学させてもらったのである。
一度は、ワンマン邸の中の食堂で、一同7,8人で食事会を催し、それが実に楽しい思い出となっている。
旧吉田邸は、私の記憶が正しいならば、西武資本の管理するところとなっており、鈴木さんが会社側と話し合って、私達を招待してくれたのであった。
食事会の料理は確か、大磯のプリンスホテルから取り寄せたのではなかったか?と記憶している。
食堂は、西洋風で大きく、縦に長いテーブルであった。
いつも吉田茂が座っていたという、席からは、正面に大きなガラス窓があり、その窓のかなたには、富士山が見えていた。
二階の吉田の書斎には、吉田が現役の首相である頃は、極少数の側近しか入れなかったそうだが、吉田専用の木製の小さな湯船があったのが印象に残っている。
吉田がこの建物から、東京に通うために、無理やり道路を整備させ、これがワンマン道路と呼ばれた事などは、比較的良く知られた戦後政治のエピソードであろう。
当時、若手の政治家であった田中角栄などは、大磯に来ても、このワンマン邸の中に入る事ができず、門扉にあるインターホンで、挨拶だけをして、帰っていったといわれている。
私がワンマン邸を訪問したのは、既に7-8年前の事ではないかと思うが、当時、西武資本は、この邸宅と庭の管理の為に、月何百万円かを支出していたと聞いている。
放火による全焼ではないかと思うが、何らかの、政治的な意図が隠された事件なのかどうかは、今のところ全く分かっていない。
吉田の孫にあたる、麻生さんが現役の首相であるだけに何か、隠された政治的意図がある事件ではないかと疑ってしまう。
ワンマン邸を案内していただいた鈴木さんは、大正13年の生まれで、(株)エスデージーの創立者、現在は、書道家として活躍されている方である。