ここのところ、雨がよく続く。
先日、晴れた時、近くの公園を少し散歩をした。
薔薇の花がみごとであった。
本日は、薔薇について私が作った俳句を書いておこうと思う。
「白薔薇の 降る昼下がり 水眠ル」 厳喜
薔薇園は不思議な場所で、そもそもこの空間は日本に属していない様である。
欧羅巴の幻想的異空間が、我が国に移植されたのが薔薇園である。
それゆえ、悪魔もいれば天使もいる。
レッド・デビルなどという深い紅色の薔薇の葉陰には、小悪魔などが居ても少しもおかしくはない。
白い薔薇の蕾の中には、無垢な天使が眠っているに違いない。
やや盛りを過ぎた頃の薔薇園で、午後の気怠い(けだるい)空間に、ハラハラと棚の白薔薇が舞い散ってゆく。
足元の壊れた噴水の回りでは、水も眠っている。
時の流れの止まったような至福の一瞬である。
何故か「水流ル」の「ル」は片仮名である。
説明のしようがない。ただその様に出来た。
同じ折に、以下の四句を得た。
一輪車 乗り捨てられし 薔薇の園 厳喜
天(そら)低く 紅薔薇の香や 重々し 厳喜
薔薇枯れて 深き日射しに 時熟れぬ 厳喜
紅の香に この永き午後 薔薇世界 厳喜
英語に、Life is not all roses. 「人生は楽しいことばかりではない」という諺がある。
言わずもがなである。
しかし、その現実主義を踏まえ、むしろ 「Life is all roses.」と言い切ってしまう事の方が男らしいのではないか。
俳句・和歌に「連作」という手法がある。
一つの主題の下に、複数の句歌を創作するのである。
当然、全体の構成も重視される。
「連作」は勿論、「連句」ではない。
以下は、連作の試みの一つ。
『薔薇』 (連作)
蒼空(あおぞら)の 澄(す)めば紅(べに)薔薇 紅滴る(べにしたる)
白薔薇は 色無き憂い 耐えおりぬ
黄の薔薇の 腕(かいな)を雲に 延ばしつつ
薔薇色の 薔薇の幼き 面(おもて)かな
薔薇枯れて 遠き海鳴り 聴きおりぬ
小(ち)さき薔薇 この世の秘密 知るが如(ごと)
地より生(は)え 薔薇天上に 至る華(いたるはな)
一句一句は独立してはいるが、全体として、一つの世界を表現せんとの試みである。
五番目の「薔薇枯れて」の句、戯れに次の如く英訳した。
Withering slowly
Listen to waves of far sea
Roses of winter
※ wither (動) 枯れる、萎む
篤学の士の御叱正を請う。
近年、英語圏における俳句創作もなかなかに盛んなりと聞く。
季語、韻律重視の古典派から、無季語、自由律の革新派まで各派ある由。
これまた英語俳句に精通の士あらば、お教えを請いたし。
藤井 厳喜 (詩人)
(先日もご報告いたしました)土曜日のNHKに抗議する集会における登壇された方々の発言の中で特に私に印象深かった点をお知らせしたいと思う。
マスメディアでは、前回の抗議行動同様に殆ど抗議集会の内容は取り上げられなかったので、集会に参加できなかった方々の為に当日の様子を簡単にレポートしたいと思う。
各人の発言はいくつもの点について触れていたが、以下で取り上げるのは、特に私個人に印象深かった点であるので、すべてをカバーしていないことをお許しいただきたいと思う。
写真を見ていただければ分かるように、当日、台湾の旗を掲げた方が多かった。
これは、JAPANデビューの内容が反台湾的であったので、これに抗議する台湾独立派と台湾擁護派の方々が沢山参加されたためである。
当日、緑色の風船が多数、会場を飾っていたが、緑色は台湾独立派のシンボル・マークであるので、台湾独立支援の意味を込めた緑色の風船であった。
【加瀬英明先生】
かつて私も何度もNHKのやらせ取材に裏切られたことがある。
その一例を紹介したい。
昭和天皇は、アメリカのリンカーン大統領と進化論のダーウィンを大変尊敬されていた。
大東亜戦争中もこの事は変わらず、身近にこの二人の写真を飾られていたそうである。
この事をNHKの取材記者に語ったところ、この事実が甚だ歪曲されて報道された。
それは、昭和天皇が戦後の所謂、東京裁判での訴追を免れる為に、この二人を尊敬しているふりをしたという報道であった。
これは私がNHKに裏切られた数多くの事例の一つに過ぎない。
【中村暁先生】
NHKは今回の番組ではもちろん、それ以前にも度々、明らかな放送法違反を犯している。
不偏不党であり事実を伝えなければいけない事が放送法で定められているが、これを著しく歪めて、一方的な報道しかしないのがNHKの体質である。
NHKが放送法違反をしている以上、我々はNHKに受信料を払う義務はない。
私は40年以上、NHKテレビを毎日、詳しく見ているが、これはNHKと戦うためであって、NHKには受信料はこの40年間1円も払っていない。
NHKの人間が皆さんに受信料を払えと強制してきたら、どうか私の例を出してほしい。
「中村が払っていないから、私も払いません」と言えば、それ以上何も強要できないはずである。
NHKは解体し、8割は民放に移管し、2割は純然たる国営放送にして国家の広報を司る放送局とするべきである。
【藤岡信勝先生】
NHKの歴史観は根本的に間違っている。
NHKの会長以下、全職員は日本の歴史を学びなおすべきである。
その為には格好の本が最近、出版された。
それがこの『新しい歴史教科書』である。(笑)
【高田純・札幌医科大学教授 (メッセージは代読)】
NHKは『シルクロード』という偽装番組を作り、この偽装テレビ番組の悪影響で27万人もの日本人観光客が中国の核実験場跡をそれとは知らずに訪れ、おそらく其の中のかなりの数の人々が放射線障害(癌や白血病など)の被害を受けていると思われる。
NHKのテレビ『西遊記』に主演した夏目雅子さんは何故?白血病で亡くなったのでしょうか?
「中国核実験後の放射能が高度に蓄積した地域で『西遊記』の現地ロケは行われた。
この事と何らかの因果関係があるのではないだろうか?」との疑問である。(藤井注)
【山際澄夫先生】
日本のマスコミの中国報道は完全にゆがんでいる。
これは偶然ではなくて、明らかに構造的な原因がある。
それは、中国の文化大革命が起きた後、追放されていた日本のマスコミはこぞって中国に支局を開こうとした。
この時、支局開設の条件として、「反中国的報道を行わないこと」という約束をさせられて唯々諾々とこの強制に従い、日本のマスコミは北京に支局を開設したのであった。
この反中国的報道の中に台湾の独立支持が含まれる。
つまり、「台湾は中華人民共和国の一部である」という原則から外れた報道は一切、これを許されないのである。
NHKは台湾独立を否定するという貢物を持って北京に朝貢を行っているのである。
【井上和彦さん】
平成21年4月25日、二つのミサイルが日本列島に向けて発射された。
一発は北朝鮮が発射した長距離ミサイルで、これは日本列島を超え、太平洋に着弾し、幸い実害は出なかった。
しかし、もう一発のミサイルはここ渋谷のNHKから日本と台湾に向けて発射され、多大な被害をもたらした。
このミサイルを防ぐ手段はテレビのチャンネルを切るというものでしかないというものであった。
NHKを解体し、出直させるまで断固この抗議行動を続けていきましょう。
【大高未貴さん】
NHKの福知会長は中国で反アサヒビールの不買運動が起きたときに、これを収束させた人物だそうです。
しかし、今、国益に反して中国に媚を売って商売をするというのはまことに日本人として恥ずべき行為です。
このようなことを続けていけば、日本中でアサヒビールのつくる飲料に対する不買運動が起きるでしょう。
よい製品であれば、中国でも日本でも必ず売れるはずであり、それこそが日本の経済人の誇りなのではないでしょうか?
アサヒビールの先輩の中條さんの指導を受け、正しい日本の歴史を学んでください。
【西村幸祐さん】
(「Japanデビュー」の)オープニングのタイトルバックで多用される画像のうち、動いているのは昭和天皇とヒットラーだけです。
番組の最後の方で出てくる少数民族の人が民族衣装を着ています。
これも明らかにやらせです。
この2点だけでもNHKのやらせは犯罪です。
このタイトルバックを作った映像クリエイターが誰かも分かっています。
どういう指示を受けて作ったのか?、それを聞き出せばNHKの犯罪は証明されます。
今日はNHK解体に向けた大きな第一歩です。
皆さん!元気よく、デモ行進、宜しくお願い致します。
と、西村さんは、オープニングのタイトルバックのサブリミナル効果の悪質性について鋭く指摘してくださった。(藤井注)
本日午後、NHK番組「JAPANデビュー」(4月5日放映)に対する抗議集会とデモが東京・大阪・名古屋で開かれた。
私は、東京での抗議行動に参加した。
NHKホール前での抗議集会は午後1時から開かれ、チャンネル桜の水島総社長、加瀬英明先生、藤岡信勝先生、中村暁先生らに続いて、私もマイクを握り、短いスピーチをさせていただいた。
私がお話したことの一つは、NHKの作った『シルクロード』というテレビ番組の悪影響で約27万人もの日本人観光客が、シナの大気中核実験の跡地を訪れ、おそらく相当の核汚染による被害者が出ているのではないか?ということであった。
この話は、高田純・札幌医科大学教授が集会に寄せたメッセージでより詳しく紹介され、大会参加者を驚かせた。
午後2時半からは、一時間ほどNHK周辺をデモ行進し、抗議の意思を表した。
参加者は1000名以上になっていたと思われる。
「JAPANデビュー」のみならず、NHKの垂れ流す害悪は計り知れない。
NHKは放送法に違反し、捏造と虚偽の放送を繰り返している。
NHKの作り出す「情報幻想空間」は現実とは全く反対の倒錯世界である。
そこでは、シナは美しい憧れの国であり、ニホンは醜い悪の権化である。
愛国者のタモガミ元空将は、ニホンに害をなす悪魔であり、ニホンの国防に最も無関心なる人々こそがニホンを守る天使なのである。
NHKの作る情報幻想空間は、『1984年』でイギリス人作家ジョージ・オーウェルが描いた世界に酷似している。
そこでは、戦争は平和であり、悪は善であり、虚偽は真実である。
支配者は情報操作により、国民の思考を完全にコントロールしている。
自由、人権、環境問題の観点からして、シナ共産党政府は今日地球上に存在する最悪の政権である。
NHKの路線は、この最悪の政府を擁護し、日本をシナの属国化しようとするものである。
フジテレビなどの一部を除き、他の民放の路線も似たり寄ったりである。
シナ問題に関しては、日本のマスコミには言論の自由は存在しない。
TVについていえば、マスコミといえるかどうかは分からないが、本当の言論の自由が存在するのはチャンネル桜だけであると言ってよいと思う。
我々は第二次大戦中のドイツ占領下のフランスのレジスタンスのような存在だ。
圧倒的な外国の権力と、それに媚を売り、協力する売国奴達に抗して、日本の独立を戦い取ろうとしている存在である。
このような例えが、独りよがりでない事は、次の本を読めば、直ちに了解することができると思う。
その本とは、アルフレッド・スムラー著『アウュビッツ186416号日本に死す』竹本忠雄・吉田好克 訳(産経新聞社)である。
戦時下のレジスタンス運動に参加し、アウシュビッツに投獄された親日派のフランス・ジャーナリスト、アルフレッド・スムラー氏は戦後日本における愛国者の戦いを、戦時下のフランスのレジスタンスに例えている。
186416号とは、アウシュビッツにおける彼の囚人番号である。
NHKに対する最も効果的な抗議手段は、受信契約の解除による受信料の不払いである。
今この抗議の動きは燎原の火のごとく、日本全国に広がりつつある。
本日は、チャンネル桜に行って、水島社長と打ち合わせをした。
此方からもいくつかお願いがあり、チャンネル桜も6月1日からチャンネルが変わって衣替えとなるので、その件について今後の方向性を話し合った。
細かな点についてはまだ公表できないが、今後、経済問題についてチャンネル桜もさらに力を入れていきたいとの社長の意向なので、この夏以降、私の出番も増えるかもしれない。
私が訴えたかったのは、6月1日から改正される薬事法の改悪に関する討論番組をぜひ作ってほしいという事であった。
大衆薬のネット販売が大幅に規制されることになる。
これに関しては既に5月25日、東京地裁に医薬品通販の会社が提訴している。
この薬事法改悪と、さらに宅急便の現金着払いの禁止が組み合わされれば、社会の弱者にとっては苛めにも等しい酷い状況が生まれることになる。
これによって困る人たちは何も離島や僻地のばかりではない。
都会にいても病気や障害で自由に出歩けない人も多いし、高齢者の介護などで拘束され、本人は健常者でも、1時間、2時間等、自宅を開けられない人もいる。
現在自由にNETで買うことができる多くの薬が何故?厳しく規制されなければならないのか?
日本経済新聞、5月29日夕刊は、あたかもこの規制の圧力が町の薬屋さんから発している、と思わせる記事を載せている。
薬剤師関係団体が自民党や民主党に多額の政治献金を行い、その為にこの規制が導入される、と殆ど言わんばかりの記事である。
しかし私はこの記事は大部分がおかしいのではないかと思う。
本当の圧力は、巨大な外国資本を含む、製薬会社の方から発しているのではないか?と疑っている。
消費者が困るばかりではなく、中小零細の製薬業者もこれによって大きな困難に直面することになる。
特に、和漢方薬の伝統ある製薬会社などの多くは地方にあり、ファミリービジネスといってよい規模の会社である。
こういう文化的にも経済的にも日本の地方を支えている産業が、規模の大小を問わず大きな危機に直面している。
そこでこの悪しき規制強化を何とか撤廃したいと思い、チャンネル桜にもその趣旨の番組を作ってほしいと水島社長にお願いした。
水島社長はこれを快く引き受けてくださったので、十分な取材をしたうえで、ゆくゆく薬事法改悪に反対する番組が放送されることと思う。
私もその番組のお役に立ちたいと思っている。
明日、土曜日は午後1時からNHKホール前のNHK抗議集会にチャンネル桜のキャスターの方たちと共に参加し、その後のデモ行進も共に行う予定である。
※ NHK「JAPANデビュー」の捏造、歪曲、やらせ取材に抗議すべ く、5月30日に東京、大阪、名古屋で再びNHK抗議国民大行動 を実施します。さらに6月6日には札幌でも抗議行 動が起こされます。
明日、おいでになる方とは是非!会場でお会いしたいと思う。
我々が非難しているNHKテレビ、『JAPAN・デビュー』は悪質な捏造番組であり、事実に基づかず、反日かつ反台湾のプロパガンダテレビ番組である。
しかしこの番組の悪質性はそれにとどまらない。
この番組の中には、放送で禁止されているサブリミナル効果を狙った画像の挿入が繰り返し行われている。
詳しくは、以下、此方、「【映像分析】NHKスペシャル「JAPANデビュー」OPタイトルの工作」をご覧ください。
【映像分析】NHKスペシャル「JAPANデビュー」OPタイトルの工作 1
【映像分析】NHKスペシャル「JAPANデビュー」OPタイトルの工作 2
実際の「映像」と合わせてご覧になりたい方は此方がお勧めです。
単なる、いわゆる偏向番組ではない。
悪意に満ちた意図的な情報操作番組である。
このような番組を作るNHKは断固我々の力で改造しなければならない。
※ その他、お勧め参考映像。
【総点検!NHKの大罪】「JAPANデビュー」はいかに捏造歪曲したのか?Part1 1/5
【総点検!NHKの大罪】「JAPANデビュー」はいかに捏造歪曲したのか?Part1 2/5
【総点検!NHKの大罪】「JAPANデビュー」はいかに捏造歪曲したのか?Part1 3/5
【総点検!NHKの大罪】「JAPANデビュー」はいかに捏造歪曲したのか?Part1 4/5
【総点検!NHKの大罪】「JAPANデビュー」はいかに捏造歪曲したのか?Part1 5/5
本日は、『永久国債の研究 (光文社ペーパーバックス)
』の共著者の調所さんが九州地方(主に鹿児島県を中心)で、新聞広告等、告知くださった事や、一部の有志の読者の方々が応援くださった事もあって、『永久国債の研究 (光文社ペーパーバックス)
』はAmazonで一時、全総合24位まで上昇しました。
(20時20分画像)
また、いくつかのカテゴリーでは、ジャンル第1位を獲得しました。
「財政学」 部門1位
「経営学・キャリア・MBA」 部門1位
「金融・ファイナンス」 部門1位
「経済学・経済事情」という経済書全体のカテゴリーの中の 2位
「ビジネス・経済・キャリア」というさらに大きな全体のカテゴリーの 総合6位
「教育・学参・受験」関係 (大学・大学院部門でも1位) 1位
「政治学」 部門 1位
「政治」ジャンルのカテゴリー総合の 1位
「社会・政治」というさらに大きな全体のカテゴリー(サブカルチャー・芸能を含む)の 総合2位
「政治」というカテゴリーに入るのは想像できましたが、その上位のカテゴリーの「政治・社会」というカテゴリーに、芸能やサブカルチャーなどの分野も「社会」で括られるようになっている構造とは知りませんでした。
『永久国債の研究 (光文社ペーパーバックス)』という、やや難しめのタイトルの新刊にも関わらず、多くの方のご協力やご支援の御蔭で、こういったスタートを切れましたこと、改めて感謝いたします。