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昨日、台湾のパイワン族代表団・NHKに抗議の為に来日

投稿日:2009,10,07


 昨日、10月6日、台湾からNHKに抗議する為に来日されたパイワン族の方々の歓迎会が催された。
私は残念ながら、どうしても抜けられない先約があり、参加できなかったが、その様子は『台湾の声』や『チャンネル桜の番組』、永山英樹さんのブログ『台湾は日本の生命線!』等々で詳しく紹介されている。
(是非、そちらも御覧になって頂きたい)
※なお、「NHK・JAPANデビュー問題の何が問題か」については日本李登輝友の会HP参照をお薦めしています。
NHK「JAPANデビュー」問題 これまでの経緯】 URL: http://www.ritouki.jp/2009NHK.html 

【NHKの大罪】NHKの隠蔽工作とパイワン族の誇り [桜H21/10/6] 

 ↑↑↑ パイワン族の代表を日本にお迎えし、NHK集団訴訟にも大きな動きがある今日、改めて NHKの行ってきた隠蔽工作を暴露するとともに、パイワン族の皆様が、1万人集団訴訟とは別にNHKを提訴すること等についてお知らせします。


【NHKの大罪】パイワン族原告団来日記者会見 [桜H21/10/7] 

 ↑↑↑ NHKスペシャル・シリーズJAPANデビュー「アジアの一等国」において、自分達の 先祖の行いを「人間動物園」として貶められ、パイワン族全体の名誉を傷つけられたとし て、NHKを提訴すべく来日されたパイワン族原告団の皆様と、同時にチャンネル桜としても名誉毀損と営業妨害で別途NHKを提訴する事とした記者会見の模様を中心にお送りします。


 10月6日火曜日、産経新聞が、ようやくその第一面で、NHKのJAPANデビューへの台湾人の抗議について取上げた。

また21ページ社会面でも同日、詳しく台湾人のNHKの抗議について報道している。
sankei20091006.21.jpg

来日された李登輝元総統も離日直前の9月9日の記者会見で、NHKの番組を鋭く批判していた。



産経新聞は続いて、本日、10月7日も日本人や、台湾人、特にパイワン族によるNHKに対する第二次訴訟についても24ページ社会面で取上げている。
sankei20091007.jpg


事情を知っている者にとっては、やや遅きに失した感はあるが、主要な新聞の中では初めて第一面で事実を大々的に正確に伝えてくれた。
産経新聞の見識に改めて敬意を表したいと思う。

 先日、来日されたサルガイ・チャパイヤル医師と懇談した折の事が思い出される。
nittaisimpo1.jpg

民族の誇りを傷つけ、パイワン族を民族差別し、更にその隠ぺい工作までやって平然としているNHKに対して改めて怒りが湧いてくる。



こういった一連の抗議活動は勿論、チャンネル桜の素早い行動なくしては出来なかった事であり、今や、「チャンネル桜」抜きにしては日本を守る国民の運動は考えられないようになっている。

また、チャンネル桜の水島総社長のリーダーシップには心から賞賛を惜しまない。
単に行動力があるばかりでなく、その器量の大きさから、様々な保守派の人を結集し、普段は協力できないような人や集団まで、チャンネル桜のは他の下には結集し団結するという誠に稀な状況を実現している。
水島社長は、その風体から言っても、今西郷と言えるかもしれない。

水島さんに献呈する一句。

 桜咲く 今西郷の 旗のもと 


 JAPANデビューの放送直後、台湾に取材に渡った、井上和彦さんによれば、番組に登場されたパイワン族の方々を探し当てるのは至難の業であったそうである。
それが、まさに彼の言葉によれば、英霊の御加護があった如く、短時間の内に巡り合えた、との事である。



それにしても、チャンネル桜が機敏に取材と反論に動いてくれなければ、今日のこのようなNHKに対する抗議行動や訴訟は全く起きていなかったかもしれない。

 「JAPANデビュー」捏造事件がもし、そのままに放置されたならば、それはシナ共産党によるプロパガンダが完全に日本のマスメディアを制覇してしまう事を意味した。

【NHK・JAPANデビュー】見えてきた国共合作とNHKの役割 



 これこそ、このシナの対日情報戦争こそ、私が「無制限戦争」と読んだ新しい戦争の一形態である。
museigensensou.jpg


残念ながら、シナの対日情報謀略を徹底的に暴いた私の本自体が今、シナとNHKの妨害にあって、出版できない状況になっている。

これもまた、情報戦争の一局面ではある。
しかし、この本が国民の目に触れた時に、日本人は、初めてシナ共産党が日本に向けて長期間に渡り執拗にしかけてきた情報戦争の全貌を理解する事が出来るようになるだろう。

 私の今年の夏は、6月、7月、8月、9月頭までほぼ、この本の制作のみに集中していた。
本来、緊急出版という事であったので、他の仕事や行事を極力、御断りし調整して、短期間に取材や執筆を専念して行なった。
 単に、取材執筆のみならず、政治的な人間関係の調整や、刻々と変化していく情報戦争の現場への即時的な対応の為に、著しい時間を消費せざるをえなかった。
私の執筆した本の中でも最も労力を集中的に多量に注いだ作品である。
本の性質上、協力関係者の数も多く、一大プロジェクトという感じでもあった。
体力的にも限界に近いところまで、仕事をしたと思っている。
特に堪えたのは、真夏の期間中、ずっと続いた睡眠不足だった。

印刷間近で急遽、出版停止をくらってしまった本の、代わりの出版社を探すのは中々難しい。
内容的には素晴らしいが、500ページ近くにもなるので、出版社としては躊躇しがちである。
NHKmuseigen.jpg

全ての原稿を見せた人には、毎回決まって、「これを書くのに一年くらいかかりましたか?」と驚かれるのである。
それだけの力作であるので、また是非、日本国民の多くに読んでほしい緊急性のある本でもあるので今、必死の想いで勇気ある出版社を探している最中である。

この本を出版する事自体が、情報戦争における日本にとっての大事な防衛行動であると考え、今、ジョルダンブックスに代わる代わりの出版社を探す事に全力を傾注している。


Mega Class Action Against NHK. Japan's Public Broadcasting Corporation, For Human Rights Violation. [Ch-SAKURA August 22, 2009]

【引続き、映像の世界へ拡散宜しくお願いいたします】 
URL: http://www.youtube.com/watch?v=KJ-Uw4ZUnmQ 

 More than ten thousand citizens are filing a lawsuit against NHK, on a Japanese public broadcasting corporation.
This is the largest class action in Japan's court history.
The reason is human rights violation due to fabrication.
NHK fabricated a TV program on Taiwan.
Many Taiwanese feel humiliated their human rights were violated.
Quite a few Japanese who love Taiwan filed a lawsuit against NHK, and some Taiwanese have joined the class action.
Commentator is Gemki Fujii, lecturer at Japan's National Police Academy.
Please check his own web cite also at http://www.gemki-fujii.com/blog/.









鳩山外交の大失敗 ‐ 「友愛外交」の本質?

投稿日:2009,10,06


鳩山由紀夫首相の祖父、鳩山一郎首相が外交で大失敗をした歴史上の事実を紹介したいと思う。
鳩山首相の愚かさのゆえに、日本は北方領土を取り戻す絶好のチャンスを失ったのである。

大東亜戦争敗戦直後、首相の座を目前にしていた鳩山一郎は、占領軍に公職追放され、首相の座を吉田茂に譲った。
吉田は外交官としての経験を生かして、巧みに占領軍と渡り合った。
これはこれで、中々に立派な業績であった。

さて、パージ(公職追放)を解かれた鳩山は吉田に「かつての約束通り」首相の座を明け渡す事を要求した。
既に、長期政権の座にあった吉田は、「まだやる事が残っている」と権力の座の明け渡しを拒否した。
鳩山は、吉田内閣倒閣運動に走り、これに成功、鳩山は首相の座に就いた。


待望の首相となった鳩山は、吉田が出来なかったソ連との講和条約締結に意欲を燃やし、これに成功はした。
しかし、北方領土の返還はならず、当時まだシベリアに抑留中だった日本人捕虜の帰還も遅れた。

ここまでは、誰でもが知っている話である。
ここから先は、元外交官で後に外交評論家となった曽野明(その・あきら)氏の回顧談である。

曽野明氏は、吉田内閣下で、外務省のソ連課長を務めていた。
ソ連は日本との国交正常化を実は、大変に焦っていた。

何故か?
国交回復で日本に大使館を開き、大使館を拠点として情報収集と対日工作を行ないたかったからである。
冷戦激化の1950年代、ソ連は日本にスパイ(工作員)の拠点たる大使館を早く開きたくてたまらなかったのである。




ソ連は、日本との国交正常化し、早く日本に大使館を開こうと焦っていた。
共産国の大使館は、スパイ(工作員)の巣窟である事は外交上の常識である。
日米安保条約により、アメリカ軍は日本各地に基地を持ち、駐留しており、これらの状況を直接探りたいというのもソ連にとっての焦りを生んでいた大きな原因であろう。
極東の軍事情勢をより正確に把握する為には、日本に大使館を開く事はソ連邦にとっても焦眉の急であった。

また、日本における親ソ反米分子を焚きつけ、これを直接操る事も、大使館を開設すればより容易になる事が明らかである。
このソ連側の焦りを熟知していた吉田首相は、敢えて早期の国交正常化を急がず、ソ連側に最大の妥協を迫っていた。
ベテラン外交官の吉田ならではの手腕というべきであろう。

吉田外交の巧妙な交渉により、ソ連側は大使館開設の代償として、北方領土の返還、ならびにソ連抑留中の日本人捕虜の即時帰国を承認していた。
条約草案も整い、まさに日ロ両国がこれに調印しようとした時に、鳩山一郎の吉田内閣倒閣運動が実を結び、吉田内閣は崩壊してしまった。

これにより、日本は、北方四島返還を含む最大の外交上のチャンスを喪失してしまったのである。
勿論、吉田はこの事は、国家機密であるから鳩山には一言も継げなかった。
吉田が「まだやり残る事が残っている」と言っていたのは、単なる権力の座への固執ではなく、この北方領土返還の事だったのである。

当時、外務省ソ連課長であった曽野明は、これを直接、体験した人物であるから、彼の発言は信頼できるものであろう。
彼、曽野明氏はこの吉田外交の吉田の対ソ交渉が、国内の権力争いの為に、言い換えれば鳩山一郎という政治家個人の野心の為に、失敗に終わった事を悔みてもあまりある事である、と公の場で証言していた。
(曽野明氏がこの事を文書で残しているかについては、私は寡聞にして知らないが……)


こんな交渉経過を知らないで、首相の座に就いた鳩山一郎は吉田がアメリカや西側諸国との講和条約締結に成功したのなら、私はソ連との講和条約締結を実現しよう、という程度の軽薄な考えで、対ソ交渉に臨み、国交正常化は実現したが、肝心の北方領土返還の好機は完全に失われてしまった。

国内政治の派閥抗争には巧みだが、世界の外交交渉の経験を持たぬ鳩山はソ連の焦りも見抜く事が出来ず、自ら下手に出てソ連との国交正常化を日本側から求めてしまった。
ソ連から見れば、渡りに船であり、一石二鳥三鳥の甚だ有利な外交交渉であった。
敵を利する外交を「友愛外交」とでも云うのであろうか?

更に付け加えるならば、鳩山は日本の大手水産会社から大量の政治資金を受け取っていた。
つまり、北方領土交渉を棚上げしても、北方領土における漁業権だけ確保すればよい、という水産会社からの要求を鳩山は受入れ、ソ連との安易な妥協に走ったのである。

水産会社の政治資金に買収された鳩山が、国益を売り渡す外交をした、と批難してもあながち過言ではないであろう。

吉田茂の対米重視の硬派の外交に対して、鳩山一郎は国内の反米左翼的勢力の要求も一部受け入れるという形で、自らの立場を差別化し、ソ連との安易な外交交渉に走った。
安易な大衆人気を得ようとする彼の浅はかさが、領土問題という重大問題で、日本に大打撃を与えたのである。
当時の「鳩山ブーム」の内実とは、このように誠にお寒いものであった。

マスコミで人気の無かった吉田茂に対して、鳩山は日本のマスコミに大いに歓迎され、担がれた政治家でもあったのである。
当時の「鳩山ブーム」という言葉がこれをよく表している。


私が、言いたいのはこれが現在にもオーバーラップして来るという事である。

小泉首相の過度に親米的な外交に反発する形で、対米自立を訴える鳩山由紀夫首相と岡田外相の外交は、真の日本の自立を目指さずして、対シナ従属外交に走ろうとしている。
現在の日本で、対米自立以上に重要なのが、対シナ自立である。

今日の日本の安全を脅かしている最大の外国は、アメリカではなくシナ帝国主義である。

この明々白々の単純な事実に目を背け、対米自立、もしくは対米対等化のスローガンの下に日本をシナの属国化しようとしているのが「鳩山・岡田外交」なのである。

鳩山首相の「東アジア共同体」への賛同は、祖父・鳩山一郎の対ソ国交正常化を何百倍も上回る売国奴外交に他ならない。



(注:曽野明の回顧談に関してはこのブログの読者でもある豊永高明さんから直接お聞きした話である。
京都における内外情勢調査会の京都支部での曽野明氏の講演で豊永さんが直接、その証言を確認している。)



【引続き、以下、動画の世界への拡散協力、宜しくお願いいたします!】
New Dangerous Cabinet Starts. [Ch-SAKURA October 1, 2009]


URL: http://www.youtube.com/watch?v=N5Y_Q2y1_-Q

Mr. Hatoyama has become a new prime minister of Japan and his cabinet has started.
But this new cabinet has quite dangerous foreign policy.
Mr. Hatoyama and Mr. Okada, minister of foreign affairs, are both pro-China and anti-U.S.
Mr. Hatoyama sometimes speaks like President Chavez of Venezuela.
Mr. Okada s family has big business stake in China.
Mr. Hatoyama and Mr. Okada are going to discard the cause of freedom and democracy; even though Chinese imperialism is the most dangerous element in East Asia.

Commentator is Gemki Fujii, lecturer at Japan's National Police Academy.
Please check his own web cite also at gemki fujii com.

(↓↓↓ 英語だけだと分かりにくいという方は此方 ↓↓↓)
【日本語字幕版】New Dangerous Cabinet Starts. [Ch-SAKURA October 3, 2009]


 先日公開した「厳喜に訊け!特別版:New Dangerous Cabinet Starts」の日本語字幕版です。
英語版と合わせて、多くの方 に見ていただけるようお願いいたします。
特に、英語版の海外拡散 にご協力下されば幸いです。







パウル・クレーと縄文的感性

投稿日:2009,10,05

 私の好きな画科の一人に、パウル・クレー(Paul Klee(1879-1940))がいる。
Klee.jpg
クレーの抽象画を見ていると、私の中の縄文的感性が揺り動かされて、何か不思議な、また優しい気持ちになる。

 クレーの絵画は、ヨーロッパ的伝統の中では、謂わば絵画自体の崩壊した最後の到達点のような存在であると思う。
ヨーロッパのあらゆる絵画的技法が試され、その後に到達した極北の地点のような芸術である。
ヨーロッパの中の美的感性と論理が自己展開し、完成され、最後に自己崩壊してしまったようなその崩壊の形であるような、芸術とも言える。

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(※私の好きな絵 『子供の半身像』(1933))

恐らくは、クレーに与えた影響ということであれば、ヨーロッパから見えた近代以前のもの、すなわちアルタミラの洞窟の壁画やアフリカ黒人の原初的な芸術のようなものが考えられる。
しかし、私にはクレーの中にある根源的なもの、それは別の言葉でいえば「キリスト教以前のもの」更に言えば、「古典ギリシャ以前のもの」は、日本の縄文時代の感性に極めて近いもののように思われる。
縄文時代の巨石文化と極めて類似したものが、ヨーロッパのストーン・サークルのようなものに発見されるのは誰もが容易に気がつく事だ。
我々は、ヨーロッパの近代の華やかさに幻惑されて、キリスト教以前のようなあるいは、古典ギリシャ以前のようなヨーロッパの土着文化の香りに想いを致す事があまりに少ない。


しかし、例えばクレーの、『死と炎』『インスラ・ドュルカマラ』を見ると、私にはそれが縄文以外のものにはとても見えないのである。
DETH_FIRE.jpg
 (『死と炎』Tod und Feuer (1940) )

klee_insula-dulcamara.jpg
 (『インスラ・ドュルカマラ』Insula Dulcamra (1938) )

また、クレーの「天使の絵」シリーズなどは、江戸中期の福岡の仙崖和尚の一筆書きの絵『お月さまいくつ』『猫の恋図』の世界観にも極めて似ているように感じられる。
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 (『お月さまいくつ、十八、七つ』 ※ 仙厓義梵(せんがいぎぼん)江戸時代後期の臨済宗妙心寺派の禅僧の作)
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 (『猫の恋図』) 


 萩散るや クレー、仙厓 呑むあたり   厳喜

 私の好きな二人の画家が、萩の散る野辺で酒を酌み交わしているという風景である。
クレーが酒をたしなんだかどうかは知らないが、仙厓は随分といけそうな口である。
どんなに楽しい会話が交わされることだろうか?

いや、そこに画帳の一冊も置いておけば、どんなにか面白い絵画の対話が成立していただろうか。
こんなことを考えるのが、私の楽園である。


日本で人気のあるクレーの数ある「天使の絵」にしても、私には縄文的感性の表現のように思われる。
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恐らくクレーの絵が非常に日本で人気のある理由はここにあるのであろう。

クレーは恐らくはあらゆる近代的絵画の思想と哲学と手法を吟味し、子猫のようにスルリと通り抜け、人間の「描く」という衝動の最も原初的な体験に出会ったのであろう。
それは意外に普遍的で所謂、民族の固有の文化や、文明圏の違いさえも超越しうる程に深い行為だったのではないか。

歴史家トインビーは、伊勢神宮をおとずれた時に、あらゆる宗教の底に存在する普遍性を私はここで感じる、と述べたが、クレーの絵を見ていると、あらゆる絵画の根底に存在するであろう描くという衝動の普遍性を私は感じるように思う。

パウル・クレーは、縄文土器を見た事があったのだろうか?
観た事があったとしても、なかったとしても、それは大した問題ではない。
本当の国際的な文化交流とは、単に外国のもの珍しいものに驚くのではないのは勿論、日本人の多くの様に外国文化の優越にひれ伏す事でも勿論ない。
また、いたずらに国粋的に独自の文化を外国に押し付けものであってもよいはずではない。
国際交流とは、お互いの文化や文明の根源を掘り下げる事により、その底辺に存在する共通の地下水脈的なもの、あるいは共通項を探し出し、そこから相互理解を進めるという事であろう。

またそれは、時に、ついには相互に理解できない要素を認識するという事でもあろう。

私が国際関係の研究をする時に常に心がけている事の一つは、そのようなことでもある。







中川昭一氏の御逝去は、日本を守る戦いの最前線での戦死である

投稿日:2009,10,04

昨日、午前10時ごろ、中川昭一元財務金融相の死去が報道された。

nakagawa1.jpg

私は午後2時ごろに西村幸祐さんから電話でこの事を知らされた。

本日に至るも未だに死因が解明されていない。
自殺や事故死の可能性も十分にあると思われる。

自民党の政治家の中では比較的明確に単純明快な愛国者の立場を明らかにしていた中川氏が、この時点でご逝去されたことに大きな衝撃を受けている。
同氏の御冥福を心からお祈りしたい。

民主党の圧倒的影響力の下、日本の保守主義者達がその陣営を立て直さなければならない、まさにその時に、政界における有力な1つの柱たりえた中川昭一さんが今、いなくなってしまったことは、日本の事を心から心配する人々にとって大きな打撃である。

心配されるのは、民主党政権、極左の千葉景子法務大臣の下、果たして中川氏の行政解剖の結果が正確に公表されるかどうかさえも危ぶまれる。
既存の国家の法秩序を破壊する為に活動して来たのが千葉景子女史である。
鳩山内閣における最も問題のある人事は、岡田外相と千葉法相である。
千葉法務大臣の下、日本国の法秩序自体が解体されてゆく事は憂慮される。

それにしても、父一郎氏の後を追うような中川昭一氏の突然の悲劇であった。
確実に言える事は、彼が彼を殺した犯人の一人は、日本のマスメディアだという事である。

酩酊しての記者会見以来、マスコミの総攻撃を受け、心身ともに衰弱状態にあった事は確かであろう。
ここに何らかの要因が加わっての突然死ではなかったのかと推測する。
必要以上に氏をバッシングした相変わらずの左翼反日マスコミの有りようには怒りを抑える事が出来ない。

中川昭一氏の御逝去は日本国を守る闘いの最前線での戦死であったと受け止めたい。
重ねて御冥福をお祈りする次第である。

【家族会より】中川昭一氏の訃報に接して[桜H21/10/5]

拉致問題に関して早くから活動し、「拉致議連」会長も務められるなど「家族会」とも深 い信頼関係を築かれていた中川昭一氏の逝去に際し、「家族会」事務局長の増元照明さん をお招きしてお話をお聞きしていきます。 中川昭一さまの御冥福を、謹んでお祈り申し上げます。







【再】「厳喜に訊け!特別版:New Dangerous Cabinet Starts」の日本語字幕版UP

投稿日:2009,10,03

 先日のブログでも紹介しました「厳喜に訊け!特別版:New Dangerous Cabinet Starts」の日本語字幕版も日本人向けにYouTubeにてUP公開されました。

 英語だけだと何を話したのか分かりにくいという方は、此方で内容をご覧ください。
そして、その上で、完全英語版の「厳喜に訊け!特別版:New Dangerous Cabinet Starts」動画の世界への映像拡散に御理解、ご協力宜しくお願いいたします。

 【日本語字幕版】New Dangerous Cabinet Starts. [Ch-SAKURA October 3, 2009]


 先日公開した「厳喜に訊け!特別版:New Dangerous Cabinet Starts」の日本語字幕版です。
英語版と合わせて、多くの方に見ていただけるよう お願いいたします。
特に、英語版の海外拡散にご協力下されば幸いです。


 私は今後も続けて、英語でも世界に「日本のこれだけは正しく理解してほしい」という日本理解の為のピンポイントの視点、親しみを持ってもらえるようユーモアも交えながら英語圏のより幅広い方々に日本について関心を持って頂ける為の努力を模索したいと考えております。

 英語でのTVコラム発信やニュース配信は、単に日本語で話している事の英訳で行うのではなく、日頃、英語圏のコラムや政治ジョーク等に親しむ方の対話、リズムで話させて頂きたいと意識しています。
まだまだ今年になってから始めた試みで、知らない方も多いと思います。
コツコツと定期配信を出来る範囲でさせて頂き、皆様のお力添えも頂きながら、こうした試みの認知が少しずつUPしていけるようにしていきたいと思います。

 海外にお知り合いのいらっしゃる方は、以下の『完全英語版』のYouTube動画の映像拡散にご協力、宜しくお願いいたします。
是非、ブログ等に貼り付け、ご紹介、活用いただけますと嬉しいです。


 鳩山民主党政権の危険な反米親中外交を批判した英語でのメッセージになります。
Please spread this message to as many people as possible!!

【完全英語版】New Dangerous Cabinet Starts. [Ch-SAKURA October 1, 2009] 


Mr. Hatoyama has become a new prime minister of Japan and his cabinet has started.
But this new cabinet has quite dangerous foreign policy.
Mr. Hatoyama and Mr. Okada, minister of foreign affairs, are both pro-China and anti-U.S.
Mr. Hatoyama sometimes speaks like President Chavez of Venezuela.
Mr. Okada s family has big business stake in China.
Mr. Hatoyama and Mr. Okada are going to discard the cause of freedom and democracy; even though Chinese imperialism is the most dangerous element in East Asia.

Commentator is Gemki Fujii, lecturer at Japan's National Police Academy.
Please check his own web cite also at gemki fujii com.


※ 合わせて、此方の『NHKのJAPANデビュー捏造事件』を取り上げた英語版の映像拡散も引続き宜しくお願いいたします。
http://www.youtube.com/watch?v=KJ-Uw4ZUnmQ&feature=response_watch 

Mega Class Action Against NHK. Japan's Public Broadcasting Corporation, For Human Rights Violation. [Ch-SAKURA August 22, 2009]



More than ten thousand citizens are filing a lawsuit against NHK, on a Japanese public broadcasting corporation.
This is the largest class action in Japan's court history.
The reason is human rights violation due to fabrication.
NHK fabricated a TV program on Taiwan.
Many Taiwanese feel humiliated their human rights were violated.
Quite a few Japanese who love Taiwan filed a lawsuit against NHK, and some Taiwanese have joined the class action.
Commentator is Gemki Fujii, lecturer at Japan's National Police Academy.
Please check his own web cite also at gemki fujii com.


(※以下は私が日本文明を英語で紹介したもの)
1/2 Gemki Fujii's Guide to JAPAN,Yesterday,Today,and Tomorrow 


Gemki Fujii is a professional analyst of international affairs.
He is one of the most well-known future forecaster in Japan.
He has authored nearly fifty books since1984. His company,CFG of Japan, publishes bi-weekly newsletter of future forecasting.
He is a lecturer at Japan's National Police Academy and visiting professor at Takushoku University.
In this TV Column, FUJII introduces you to unique civilization of his country, Japan.
How come you had better know recent happenings in Japan? Ask him what is happening in Japan's Wall Street and power center!

2/2 Again About Myself A Little More 


 ↑↑ 問い合わせやその他、私の簡単な自己紹介についての補足的映像。