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習近平、来日反対デモに参加―明日の東京中日スポーツ、中日スポーツ新聞にご注目を!!

投稿日:2009,12,12







午後1時半前に常盤橋公園に集合し、約30分集会。
イリハム・マハムティさんを筆頭に、永山英樹さん、南モンゴルのダイチンさん等が演説。
ウイグルの虐殺者、習近平の訪日、また民主党のごり押しによる天皇陛下との会見に次々と抗議の声を上げた。





イリハムさんの冒頭のあいさつが、印象的であった。
「日々、世界平和を祈られている天皇陛下と、ウイグル虐殺の責任者であり、大量虐殺者である習近平との会談を実現する事自体が、誠に考えられない暴挙である。」という発言であった。


集会の中で、私もマイクを握らせてもらい、短時間のスピーチをした。

小沢の訪中が、まさに朝貢外交である事、血塗られた虐殺者である習近平の天皇陛下への謁見は、日本をシナの属国化する暴挙であること。
そして、最早、このような民主党政権には堪え難いので、一刻も早く、民主党政権を潰す事が我々の責任である事。

以上のような事を、手短にお話した。

その後、午後2時から、デモ行進に移り、3時15分に日比谷公園に到着し、解散した。
残りの時間に余裕のある方は、更に民主党本部までデモ行進を継続した。



私は、日比谷公園で別れ、帰路についたが、有楽町駅につくまでの間に、チャンネル桜の視聴者の方2人に声をかけられた。
二人共、デモには遅れたが、日比谷公園に向かうとの事であった。
また、集会のあった常盤橋公園では、一人の中年女性の方にNHK捏造事件のサインを頼まれた。

こういった出逢いは、私にとっては大きな激励になっている。
デモ行進は、途中、銀座を通過したが、師走の土曜日であり、相当の人出があったので、デモ行進は多くの人々の関心を呼び覚ましたようである。
ビラを快く受け取ってくれる方も多かった。







このような民主党の暴挙を許してはならない!


【お知らせ!】
= 明日朝の東京中日スポーツ新聞と中日スポーツ新聞に『NHK捏造事件と無制限戦争』の意見広告形式のイメージ広告が大きく掲載されます=

是非、ご注目を!!
明日は、関東地方のほぼ全域と、愛知県、静岡県、長野県、石川県、福井県、滋賀県、三重県、岐阜県など、中部地方のほぼ全域の中日スポーツ新聞に、インパクトあるイメージ広告が掲載されます。

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ウイグルの現実!NHKのJAPANデビュー捏造事件、
今、日本裁判史上最大の1万人NHK集団訴訟が起きているという事、
それらをメディアが伝えていない現実について、まだ知らないという方々に広くPRしたいと思います。

是非、こちらも広めてください!!

また、宝島社から『2010年 日本VS中国! (別冊宝島 1670 ノンフィクション) 』という本が発売されました。
私もこの本の中で登場します。
先日、「米中共同統治の時代をどう生きるか」、というテーマでインタビューに答えさせて頂きました。
私はまだ、全部のページを見ていないので、本が届けられ確認させて頂いてから、書評や紹介をまた後日、書かせて頂こうと思っています。










「日王化する小沢」―今夜、『厳喜に訊け!』放映

投稿日:2009,12,11

小沢一郎が、12月10日、シナを訪れ、胡 錦濤と会談している。

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今日の『厳喜に訊け!』では、短い時間の制約はあったが、その事を取り上げた。

先ずは今週の「ニュースPick UP」をご覧ください。

【ニュース Pick UP】日中外交・小沢訪中団と習近平来日[桜H21/12/11]


朝貢外交と揶揄される「小沢訪中団」。あまりの歓迎振りについ気が緩んだのか、小沢一郎は自らを「解放軍の野戦司令官」になぞらえたという。
さらに、14日には習近平・シナ国家副主席が来日すると言うが、なんと天皇陛下との会見を特例で要求してきたという。民主党政権下で、さながらシナの属国と化していく日本外交について論評していきます。


【藤井厳喜】「アジア無制限戦争2.0!情報戦争最前線」御報告[桜H21/12/11]


12月6日に、ケンブリッジ・フォーキャスト・グループの主催で行われた第2回シンポジウム『アジア無制限戦争2.0!情報戦争最前線!―クリティカル・パスとしての台湾』のご報告をさせていただきます。


【共同体の悲哀】圧迫されるデンマーク王国の現実[桜H21/12/11]

欧州の中堅国家デンマーク。教育水準が高く、経済的にも政治的にも安定した社会を築いてきた。しかし共同体に加盟した事により、域内の利益のために高額な税を負担しなければならなくなり、東欧諸国の加盟後には、国民の生活が圧迫されているという現実がある。
東アジア共同体構想に傾斜する日本は、デンマークを「他山の石」とすべきではないだ ろうか。デンマーク人の夫を持つ、カナダ在住の日本人女性の意見をご紹介させていただきます。


【厳喜に訊け!】日本国王・小沢一郎?[桜H21/12/11]


総勢600人規模の大訪中団を率い、日中両国に自らの権勢を誇示した小沢一郎。
シナでも破格の歓待を受け我が世の春を謳歌しているが、それはかえって日本国の恥辱となるものでないだろうか?
小沢一郎の有り様は、わが国の歴史を振り返ってみると、室町幕府3代将軍・足利義満を彷彿とさせる。再び恥辱の歴史を繰り返さぬように、歴史の教訓をお話させていただきます。



小沢は、シナの冊封を受け、「日王(にちおう=日本の王)」となる事を狙っている。

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小沢の事を考えるのに、歴史上によい先例がある。
それが、室町幕府の3代将軍、足利義満である。

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ここら辺の歴史を簡単に振り返ってみよう。

足利義満が将軍となったのは、1368年だが、1392年に南北朝を統一し、1394年に義満は太政大臣となっている。
義満が将軍となった1368年、明の太宗、朱元璋(しゅげんしょう)が独裁権を確立している。
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つまり、1368年という同じ年に、足利義満と朱元璋は自らの政治権力を確立した事になる。

太政大臣となってから10年後の1904年、義満は、明と通商を始める。
所謂、勘合貿易である。

このころ、明は最盛期にあった。
永楽帝の統治が1402年から1424年である。
永楽帝の統治のもと、明は版図を拡げ、経済的にも反映した。

海将、鄭和の7回に及ぶ南海遠征(1405年から1430年)も殆どは、永楽帝の治下で行われた事業である。

足利義満は、勘合貿易で利益を上げる為に、敢えて明の冊封を受け、日本の王、「日王」として明朝に承認された。

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この華夷秩序のもとに、朝貢貿易の一形態としての勘合貿易が行われたのである。

日本人から言えば、「日王」とは当然、天皇陛下の事であるはずだが、南北朝を北朝優位の内に統一した義満は、朝廷の権威を軽んじ、天皇陛下・皇室を無視した形で、日王の称号を明から受けたのである。

実質上はともかく、形式上においては、日本はシナの属国となり、その華夷秩序に入ってしまった事になる。
皇室の権威が弱く、日本が強く統一された国家でないと、このような事は繰り返される恐れがある。

小沢一郎が狙っているのは、まさに自らが義満化し、「日王」となり、シナの代理人として日本を統治する事なのであろう。
義満が、勘合貿易で儲けたように、小沢はおそらくその最大の政治資金源を日中間の経済関係に求めるのであろう。

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当時のシナの属国化してしまった日本の実情を考えるのに最適の歴史的な資料がある。
それが、義満が明の皇帝から受けた、「日本国王の印」である。

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これは今、長州の毛利家ゆかりの財団法人が所有している。

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この木印の写真を私は最近、古美術雑誌『目の眼』平成22年1月号(P35)で見た。
この雑誌に登場する、毛利家第34代、毛利元栄(もとひで)さんの発言によれば、皇太子殿下が、いらっしゃった時に、この日本国王の印を大変興味深く時間をかけて御覧になっていたとのことである。

引用させて頂くと、
「・・・・殿下は、この印箱のふたを開けて、中をご覧になりたいという事で、鍵を開けてお見せしたのですが、大変興味をもって御覧になったそうです。後のスケジュールが大幅に狂うほど、ジックリ時間をかけて御覧になったそうです。」(P35から36)

皇太子殿下のお気持ちを拝察するのは、恐れ多いことではあるが、歴史に鑑みて現状の日本に大変な危機感をお持ちなのではないだろうか。

まさにこの日本国王の印が、物語るように、日本が弱体化し、天皇を中心に団結することが出来なければ、日本は容易に近未来においてもシナの華夷秩序になってしまう危険が十分にある。
その華夷秩序の名前は現在では「東アジア共同体」と呼ばれているのであろう。

小沢一郎は、国会議員143人を含む、総勢600人強の訪中団を率いて、「胡 錦濤皇帝」に朝貢したのである。

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小沢の望む道を進めば、日本がシナの属国化する事は目に見えている。

外国人参政権問題も、東アジア共同体論も、全て、その為の方法とすら言いうるであろう。

明日12日、来日する習近平シナ国家副主席は、今年の7月5日のウイグル人大虐殺の責任者であり、ウイグル人に対する弾圧は、現在進行形で今も続いている。
このような血塗られた独裁者が、天皇陛下への会見を求めているという。

小沢一郎や、鳩山首相は、従来の外交ルールを無視してまで、習近平の天皇陛下との会見を実現させようとしている。

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皇室をさげすむ誠に許す事の出来ない暴挙である。

また、小沢は胡 錦濤との会見後、「私は解放軍の司令官だ」と自らの参議員選挙に臨む立場を誇示したという。
天安門の弾圧から、今年で20年目である。
また、昨年はチベットで、今年はウイグルで、シナ軍部は殺戮と弾圧を繰り返している。
そのような軍の野戦司令官に自らを例えるとは、如何なる事であろうか?

小沢の独裁的体質とシナ人に媚びる卑しい、根性が丸出しである。
このような男に支配される民主党を一日も早く、権力から引きずりおろさなければならない。

来日する習近平へのウイグル人を中心とする抗議行動が、いよいよ明日、行われる。

出来る限り多くの方々に参加して頂きたい。




私も、参加し、大きな抗議の声をあげたいと思っている。


【習近平シナ国家副主席来日に際しての記者会見】

日本ウイグル協会は、シナの習近平国家副主席来日に合わせ、習近平国家副主席に対し、本年7月に発生したウルムチ事件の責任の追及を行うこと、及び、ウイグル人の惨状を広く世に問いかける為、記者会見を行います。

日時: 12月14日(月)14:00から16:00
場所: 外国人記者クラブ (有楽町電気ビル北館)
主催: 日本ウイグル協会

本年7月5日に発生したウルムチにおけるウイグル人虐殺の責任の多くは、ウルムチ事件の対策チームのトップとして対応にあたった習近平国家副主席にあります。
習近平国家副主席は、対策チーム内部に慎重論も起こる中、「どの民族が起こそうが、暴力事件には徹底して対処する」と発言、徹底した武力鎮圧を主張しました。
その結果、当時の王楽泉新疆ウイグル自治区書記を始め、地元の武装警察の暴走を許し、多くの人命が失われることになったのです。

習近平国家副主席の決断如何によっては、数千人にも及ぶ犠牲者が出ることは無かったでしょう。
この点からも、日本ウイグル協会は今回の記者会見を通じ、習近平国家副主席に対し、確固たる抗議の意志を表明致します。











昨日、呉竹会で平沼先生講演

投稿日:2009,12,10


昨日、夜6時より、呉竹会アジアフォーラムの例会で、平沼赳夫先生が講演された。
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約1時間に渡る講演は、日本を代表する保守主義政治家として誠に見事なものであった。
保守系の人々が中心の聴衆は、完全に平沼先生の演説に魅了されていた。

平沼先生の演説は、元よりゆっくりと噛んで含めるような名調子である。
言葉と言葉の間にゆっくりと間を置きながら、言葉を選びつつ、明瞭な発言でお話をされるので大変分かりやすい。
今日の日本政界において誠に少ない品格のある政治家である。

一度、脳梗塞で倒れられて、その後遺症から喉が枯れておられた時期があったが、昨晩は声の調子もほぼ病気前に戻ったような感じで、自らの愛国者としての信念を堂々とお話になった。

先生の述べられた国体観、歴史観には大きな感銘を受けた。
単純な事ではあるが、日本国は天皇を中心とし、天皇陛下のもとに団結した国家であるというのが愛国者の基本理念でなければならないが、その単純な事を先生は明確に述べられた。

そして、皇統は男系男子でなければならず、その点において皇室典範の解約に先生は断固反対されて来た。
小泉郵政改革への反対にしても、その他の点に関しても、平沼先生は常に言動一致であった。
言葉による約束を行動で示されて来た方である。
その点で、国民を裏切ってこなかったという実績がある。

くだくだしくは述べたくはないが、現行の民主党政治への批判も聴衆の胸を大きくうったのは言うまでもない。

思えば、私は石原慎太郎都知事に真正保守党の結成を期待した。
それは終に実現されなかった。
多くの人々同様に、安倍晋太郎首相にも期待したが、彼は首相在任中に一度も靖国神社を参拝せず、裏切られた想いだけが残った。
今、日本の真の愛国者を糾合して、民主党の亡国政治を止める事が出来る指導者は平沼先生を置いて他にはあるまい。

講演会の最後に、花岡代表幹事の質問の後に、私が少々の時間を頂いたので、質問ではなく、平沼先生に次のようなお願いをした。

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「日の丸を背にして演説するのに、平沼先生ほど似あった政治家は今日、日本には他におりません。
只今のお話を平沼内閣の施政方針演説と思いながら、聴かせて頂きました。この会場に集まった方々の多くがそうであるように、日本の真の愛国者には、今、投票する党がありません。
来年の参議院選挙において、平沼先生が自民党総裁でなければ我々は自民党には投票する気持ちにはなれません。
もし、そうであれば、先生には是非、真正保守党を創って頂いて、我々の力を結集して頂きたいと思っております。
この会場に集まった方々は、必ず先生のもとに馳せ参じると思います。」

概、以上のような事を申し上げた。

平沼先生は簡潔に、「激励を心から感謝します」とだけ答えられたのであった。

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当日、会場に呉竹会の頭山会長が、会場に掲げた大きな垂れ幕が二つあった。
その内の1つは、東郷平八郎元帥のものであり、日本海海戦に際しての有名な言葉であった。
即ち、「皇国の荒廃この一戦にあり。各員、一層、奮励努力せよ。」

会の冒頭において、頭山会長は、「今やこの意気込みで我々は闘わなければならない。」と聴衆を叱咤激励された。

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温厚な頭山先生にしては、誠に激した言葉であった。
現行の民主党の亡国政治を深く憂いておられる事は明らかである。

講演会の後の懇親会で、頭山先生がおっしゃったところでは、帰りの車にお送りする時、平沼先生は来場される時とは全く異なった決然とした表情で、会場を後にされたという。

おそらく平沼先生の本意は新党などと軽々しくいうのではなく、あくまで自民党を本来の保守党に戻す事が正道であるとお考えになっているのであろう。
それ故に、今日まで耐えに耐えて、敢えて新党を創らず、あくまで平沼グループという事で行動をされて来たのであろう、と思う。

しかし自民党総裁が谷垣氏では、最早、私には民主党と自民党の区別はつかないのである。
先生には当面はどうあれ、真正保守党を創り、その党首として来年の参議院選挙に臨んでもらいたいものだと期待している。





お知らせ:「習近平来日に際しての抗議デモ」
http://www20.atwiki.jp/uyghurissue/pages/16.html 




日時: 12月12日(土)  13時半 集合、14時 デモ隊出発
会場: 常盤橋公園
デモコース: 常盤橋公園→外堀通り→日航ホテル前右折→日比谷公園
主催団体: ウイグル問題を考える会
http://www20.atwiki.jp/uyghurissue/

協賛団体: 日本ウイグル協会、台湾研究フォーラム、南モンゴル応援クリルタイ、チベット問題を考える会、モンゴル自由連盟党、チベット青年会議日本支援委員会、日本チベット友好協会、中国民主団結連盟


2009年7月5日に首府ウルムチにてウイグル人による政府への改善要求のデモが行われました。
これはそれに先立つ6月26日に起きた広東省の玩具工場でのウイグル人虐殺事件に対して、適切に処置するよう求める平和的なデモでした。
しかし現地政府はこの平和的なデモを武力によって鎮圧し、多数の犠牲者を出しました。

シナ共産党はこの「75ウルムチ事件」への対策チームを結成しましたが、その総責任者となったのが 習近平 です。




12月14日から17日に日本を訪れる予定の彼が、ウルムチ事件における虐殺を行った張本人であると言えるでしょう。
習近平を迎えるにあたり、「ウルムチの虐殺を忘れないぞ!」との強いメッセージを訴えていきたいと思います。

その最初のアクションとなるデモについては「こちら」をご覧下さい。

皆様のご協力とご参加をよろしくお願い致します。
なお、在日ウイグル人を中心に、習近平・訪日に反対する人々の記者会見が12月14日(月)、午後2時から外国人記者クラブで開かれる。
私もこの記者会見に主催者側として同席する予定である。


【習近平シナ国家副主席来日に際しての記者会見】

日本ウイグル協会は、シナの習近平国家副主席来日に合わせ、習近平国家副主席に対し、本年7月に発生したウルムチ事件の責任の追及を行うこと、及び、ウイグル人の惨状を広く世に問いかける為、記者会見を行います。

日時: 12月14日(月)14:00から16:00
場所: 外国人記者クラブ (有楽町電気ビル北館)
主催: 日本ウイグル協会

本年7月5日に発生したウルムチにおけるウイグル人虐殺の責任の多くは、ウルムチ事件の対策チームのトップとして対応にあたった習近平国家副主席にあります。
習近平国家副主席は、対策チーム内部に慎重論も起こる中、「どの民族が起こそうが、暴力事件には徹底して対処する」と発言、徹底した武力鎮圧を主張しました。
その結果、当時の王楽泉新疆ウイグル自治区書記を始め、地元の武装警察の暴走を許し、多くの人命が失われることになったのです。

習近平国家副主席の決断如何によっては、数千人にも及ぶ犠牲者が出ることは無かったでしょう。
この点からも、日本ウイグル協会は今回の記者会見を通じ、習近平国家副主席に対し、確固たる抗議の意志を表明致します。













『イチローと村上春樹は、いつビートルズを聴いたのか―サブカルチャーから見た戦後日本』

投稿日:2009,12,09

同世代の二人が語る、軽妙洒脱な戦後文化論である。

西村幸祐さんが、昭和27年生まれで、杉原さんが昭和26年生まれ。
私は昭和27年生まれであり、全くの同世代なので、共感する部分も多く、本書は一気に読み終わってしまった。

特に、昭和26、7年プラスマイナス5年に産まれた人々には、お薦めしたい好著である。

私は、村上春喜は全く読んでいないし、小説全般に興味が無いので、その部分はやや迂遠に感じた。
しかし、様々な文化現象を同時代に体験しているので、二人の論の展開が、クラス会での会話のように面白くまた、懐かしいものに感じられた。

ただ、二人とも文化現象を見るに際しての冷徹な眼力があり、POPカルチャーを論じても、単なる時の風俗論や思い出話に流されない内容がある。
例えば、アメリカの音楽が世界的に流行るのは、アメリカの軍事力・経済力が強大であるからで、ヒッピー文化の「ラブ&ピース」と言えどもその例外ではない、と論じるあたりなど、中々に硬派の議論である。
杉原さんは、グローバルに売れる大衆文化になる為には、とにかく先ずアメリカで受容されなければ不可能である、と力説している。
冷徹なレアリズムである。

一つだけ、体験的な話題に触れるとすれば、ビートルズの日本公演の記憶があげられる。
ビートルズの日本公演をどのように受け止めたか、という事はおそらく我々の世代のものには一つの大きなメルクマールになるはずである。

西村さんも杉原さんもそれぞれに、ビートルズに憧れ、興奮してその来日を歓迎したようだ。
私は、全く逆で、ビートルズの如き、軽佻浮薄な音楽グループは、日本などに来て欲しくない、と只管に忌み嫌っていた記憶がある。
当時、フランスは、予想される過度の混乱を嫌って、ビートルズの来演を拒否した事がある。
当時のうるさ型の評論家である小濱利得氏と細川隆元氏は、二人の出演する日曜日・朝の『時事放談』で、ビートルズの来日など、拒否すべきではないか、と憎まれ口を聞いて若い人から散々に嫌われていた。
『時事放談』のファンであった私は、この二人のご老人の意見に全く同感であった。

同世代と言っても、これほどに立場や感受性は違っていたわけである。
しかし、ビートルズ来日にどのように反応したかは、その人のその後の人生にもある一定の影響を与える出来事であったに違いない。

ちなみに、私は八年間のアメリカ留学時代にカセット・テープで持って行った古典落語や、廣澤虎造の浪曲や、三波春夫の長編歌謡浪曲を只管、聞きまくっていた。



それが私の大衆文化的感受性の根幹の一部を成している事は確かである。

この本、『イチローと村上春樹は、いつビートルズを聴いたのか――サブカルチャーから見た戦後日本』を読んで、西村幸祐さんと文化的現象についての、そして体験談についての対談をしたくなった。

やがて、機会を見て是非実現をさせたいと思っている。

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ちなみに、この本の表紙は、青一色で、こんなにユニークでオシャレな本の装丁を見たのは初めてである。













習近平、来日に抗議する―大東亜戦争開戦の日に想う

投稿日:2009,12,08

シナの国家副主席、習近平(Xi Jinping)が来日する。

12月8日は言うまでもなく、大東亜戦争の開戦記念日である。
昭和16年のこの日、つまり68年前のこの日、日本は独立自尊とアジアからの欧米植民地主義の一掃を期して、戦争に突入した。
かつて日本の大義は、西洋の植民地主義からアジアを開放する事であったが、今や焦眉の急は、アジア覇権を目指すシナ帝国主義からアジアを開放し、自由で民主的なアジアを建設する事である。
シナ帝国主義の代表者、習近平の来日に、反対する真の理由はここにある。

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習近平は、2009年7月5日、新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)のウルムチにおいて、ウイグル人の大虐殺を行った最高レベルの責任者の一人である。
シナ共産党の、高級幹部に善人は一人もいないが、その中でも特にその残虐性において秀でた人間がこの習近平である。
ちなみに習はポスト胡 錦濤の№1と目されている人物である。

習近平来日に際し、これに抗議するお知らせが、「ウイグル問題を考える会」から私のもとに届いているので、皆さんに是非、御覧頂きたいと思う。

自由と民主を尊重する日本人は、声を合わせて習近平の来日とその傍若無人な日本での振る舞いに抗議すべきである。

習近平は、皇族の方を上海万博に招き、日本の対シナ隷属強化を狙う策謀の中心人物の一人である。
このような皇室の悪質な政治利用は、断固拒否しなければならない。

万博であれ、オリンピックであれ、文化交流であれ、これらを全て戦争の手段とするのがシナの無制限戦争である。
彼らがやる事は全て、戦争において日本と日本人を、屈服させる為の活動であると見抜かなければならない。

習近平に関するある文書は次のように言っている。
「ウルムチ・デモ武力鎮圧大虐殺の主犯、シナ副主席習近平は無制限戦争自治区制圧担当。」まさにその通りである。
無制限戦争という用語が、こういう形で広まっているのを見るのは嬉しい限りである。

なお、在日ウイグル人を中心に、習近平・訪日に反対する人々の記者会見が12月14日(月)、午後2時から外国人記者クラブで開かれる。
私もこの記者会見に主催者側として同席する予定である。



「習近平来日に際しての抗議デモ」
http://www20.atwiki.jp/uyghurissue/pages/16.html 

日時: 12月12日(土)  13時半 集合、14時 デモ隊出発
会場: 常盤橋公園
デモコース: 常盤橋公園→外堀通り→日航ホテル前右折→日比谷公園
主催団体: ウイグル問題を考える会
http://www20.atwiki.jp/uyghurissue/

協賛団体: 日本ウイグル協会、台湾研究フォーラム、南モンゴル応援クリルタイ、チベット問題を考える会、モンゴル自由連盟党、チベット青年会議日本支援委員会、日本チベット友好協会、中国民主団結連盟


2009年7月5日に首府ウルムチにてウイグル人による政府への改善要求のデモが行われました。
これはそれに先立つ6月26日に起きた広東省の玩具工場でのウイグル人虐殺事件に対して、適切に処置するよう求める平和的なデモでした。
しかし現地政府はこの平和的なデモを武力によって鎮圧し、多数の犠牲者を出しました。

シナ共産党はこの「75ウルムチ事件」への対策チームを結成しましたが、その総責任者となったのが 習近平 です。








12月14日から17日に日本を訪れる予定の彼が、ウルムチ事件における虐殺を行った張本人であると言えるでしょう。
習近平を迎えるにあたり、「ウルムチの虐殺を忘れないぞ!」との強いメッセージを訴えていきたいと思います。

その最初のアクションとなるデモについては「こちら」をご覧下さい。

皆様のご協力とご参加をよろしくお願い致します。


【習近平について】
シナの次期国家主席の最有力候補と言われる習近平国家副主席は、75ウルムチ事件における虐殺の張本人であると言える。
 事件が起きた7月5日の時点では、胡錦濤国家主席はG8サミットに出席していたため不在であった。その代役を担っていたのが習近平である。
そしてウルムチ事件への対策チームのトップとして指揮を執ったのが彼である。
 ウルムチ事件対策チームの中でも慎重派がいる中、習近平は「どの民族が起こそうが、暴力事件には徹底して対処する」と発言し、徹底した武力鎮圧を決断した。
彼が軍を増派し、そしてあの血の弾圧へとつながったのである。

 チベット自治区書記の時代に、徹底的に「暴乱を鎮圧した」功績によって、国家主席に上り詰めた胡錦涛のように、習近平もまたウルムチ事件の対応で政治的手腕が試されていたとも言われる。
内部の権力闘争の具に民族問題が利用されているのである。
漢人から見た「少数民族」とは所詮この程度の存在であるということだろう。

 共産党中央政治局常務委員の中で、次世代のリーダーと目されるのは習近平と李克強であり、習近平は太子党で江沢民派の上海閥、李克強は胡錦涛直属の民青団に属すと言われる。
 中央政治局常務委員の中で習近平の序列は李克強よりも高く、次期国家主席に最も近い位置にあるといわれている。
妻は、シナの有名な軍隊歌手(国家一級演員)彭麗媛(シナ人民解放軍総政治部所属・少将)である。

(↑↑ 彼女が登場しているシナ軍部のプロパガンダ映像を紹介する)

【習近平シナ国家副主席来日に際しての記者会見】

日本ウイグル協会は、シナの習近平国家副主席来日に合わせ、習近平国家副主席に対し、本年7月に発生したウルムチ事件の責任の追及を行うこと、及び、ウイグル人の惨状を広く世に問いかける為、記者会見を行います。

日時: 12月14日(月)14:00から16:00
場所: 外国人記者クラブ (有楽町電気ビル北館)
主催: 日本ウイグル協会

本年7月5日に発生したウルムチにおけるウイグル人虐殺の責任の多くは、ウルムチ事件の対策チームのトップとして対応にあたった習近平国家副主席にあります。
習近平国家副主席は、対策チーム内部に慎重論も起こる中、「どの民族が起こそうが、暴力事件には徹底して対処する」と発言、徹底した武力鎮圧を主張しました。
その結果、当時の王楽泉新疆ウイグル自治区書記を始め、地元の武装警察の暴走を許し、多くの人命が失われることになったのです。

習近平国家副主席の決断如何によっては、数千人にも及ぶ犠牲者が出ることは無かったでしょう。
この点からも、日本ウイグル協会は今回の記者会見を通じ、習近平国家副主席に対し、確固たる抗議の意志を表明致します。