藤井厳喜、待望の最新刊!『超大恐慌で世界の終わりが始まる』いよいよ明日、発売!!
★目次
プロローグ
第1章 欧州連鎖破綻ドミノ
第2章 ユーロは崩壊するのか?
第3章 二番底、二極化に向かうアメリカ
第4章 アメリカ大統領選挙の行方
第5章 中国幻想の終焉
第6章 BRICs時代の終焉
第7章 世界丸ごと監視社会
第8章 日本に残された打開策とは?
エピローグ
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【藤井厳喜】北朝鮮ミサイル失敗の裏で、米朝、水面下で急接近か!?
YouTube : http://youtu.be/Bj-HsqnPLes
ニコニコ動画: http://www.nicovideo.jp/watch/sm17597761
アメリカと北朝鮮が、意外な事に急接近している可能性があります。
しかも、北朝鮮のミサイル発射実験を通じて、両国が連携をしている可能性すら存在します。
この事を考える前提は、今や米中が厳しい対立状況にあるという事実です。
そして、北朝鮮が一番、反発しているのはチャイナからの圧力であり、北朝鮮はこのチャイナの圧力をはねのける為に、アメリカとの国交正常化を狙っているという状況です。
この2つを前提にして考えると、ミサイル実験を媒介として、意外に北朝鮮とアメリカが水面下で連携しているというシナリオが現実性を帯びてきます。
先ず、北朝鮮はミサイル発射実験を止めようとする諸外国の勧告を無視しました。
これによって実は、チャイナが北朝鮮に向けて大した影響力を持っていないということが再び明らかになりました。
この点で、一番メンツを失ったのはチャイナであったと言えます。
より大きな出来事としては、ミサイル発射実験を口実に、日本はPAC3を石垣島に配備し、イージス艦を東シナ海に派遣しました。
又、日米の防衛協力体制は緊密に行われました。
更に、台湾が配備しているアメリカ製の高性能レーダーも日米の防衛行動と連携しました。
つまり、北朝鮮の脅威を口実に、日米台3か国の防衛協力体制が稼働したわけです。
これを最も嫌っているのは、チャイナであることは火を見るよりも明らかです。
しかし、北朝鮮ミサイル発射への共同対処という大義名分がある為に、チャイナはこの日米の防衛シフトを批難することが出来ませんでした。
よく考えてみれば、日米の防衛シフトは、そのままに対中封じ込めの防衛シフトでもあります。
北朝鮮はミサイル発射には失敗しましたが、これによって日米に対中防衛シフトを稼働させる機会を与えたことになります。
アメリカは北朝鮮を非難し、食糧援助計画を3月末で中止しました。
しかし、アメリカの影響力の強い国連食糧計画(WFP)は、3月以降も食料援助を更に3ヶ月継続することを決めています。
表向き北朝鮮を非難したものの、水面下ではアメリカが、WFPの食糧援助を支持していると考えるのが当然でしょう。
北朝鮮のミサイル発射実験が失敗したおかげで、オバマ政権は国内のタカ派から攻撃を受けずに済みました。
今年は大統領選挙の年であり、もし北朝鮮がミサイル発射実験に成功していたら、共和党からオバマ大統領への非難の声は、更に強烈なものになったことでしょう。
オバマは失敗によってホッと胸をなでおろしたはずです。
そういった意味で、北朝鮮はミサイル発射とその失敗によって、アメリカ、特にオバマ政権に貸しを作ったと考えることも出来ます。
彼らはそういった形で対米関係の布石を敷いているのでしょう。
最終的には米朝国交正常化をめざし、それによって金王朝体制の存続を図ろうという外交戦略です。
又、4月15日に行われた北朝鮮の軍事パレードで、大型ミサイルの移動発射台が注目を集めました。
これがメイド・イン・チャイナである疑いが浮上したのです。
全てではなくても、チャイナ製のタイヤや部品を使っている可能性が濃厚であると専門家は指摘しています。
そうなると、これはチャイナが国連の経済制裁に違反していたという事になり、これまたチャイナ外交にとっては、1つの失点になります。
そういった形で北朝鮮がチャイナからの独立性を暗に世界に示していると考えることも出来ます。
韓国は既にFTAによって、アメリカ経済圏の1部に入ってしまいました。
現在、北朝鮮の対外決済はユーロで行われています。
米朝国交正常化が行なわれれば、北朝鮮がドル圏に転換することになるでしょう。
そうすれば、朝鮮半島は南北とも事実上の米ドル圏になります。
将来、チャイナの共産党体制が崩壊した場合、満州地域が再独立する可能性がありますが、そうすれば、朝鮮半島も満州地域も共に、米ドル圏になる可能性が出てきます。
アメリカは、そういった長期的な金融地政学的な視点を持ちながら、行動しているように思えます。
つまり、「通貨戦争」という観点からも、北朝鮮カードを使おうとしているのではないでしょうか?
ニュースの表面だけを見ないで、インテリジェンスという観点から分析してみると、以上のようなシナリオの現実性も十分に有り得ると考えています。
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【藤井厳喜・最新刊『バカで野蛮なアメリカ経済 (扶桑社新書)』発売記念! 猫と読む見どころ紹介♪】
リーマン・ショック、ユーロ危機という「金融災害」を経てワンワールド主義(=グローバリズム)の欺瞞が明らかになった現在、日本はどこへ向かうべきなのか?
■本書の構成
第1章 対立 「大企業」対「草の根」
第2章 貧困 1%の富める者たち
第3章 迷走 超インフレか大不況か
第4章 変質 牛耳られるワシントン
第5章 凋落 ユヤダ金融の秘密
第6章 分裂 アメリカを国家破産に追い込む人々
第7章 支配 ビッグ・データと超管理社会
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高画質写真のデータなどは、こちらにUPしようと思っています。
日本に対する想い。政治をよくしたいという想い。
政治学を学ぼうと思った、私の原点について語ったインタビュー映像です。
たちあがれ日本 参議院比例第七支部長として、現在も政治活動にかかわる藤井厳喜の原点とは? 政治哲学を志すにいたった原点とは?など、大いに語りました。
← お知らせ: 『月刊日本(公式TOPにリンク)』10月号で、特別企画で竹田先生と脱原発対談を行わせて頂きました。又、『月刊 日本 2011年 11月号』より、アメリカ大統領選ウォッチングについて、連載を開始する事になり、『月刊 日本 2011年 12月号 [雑誌]』のTPP反対特集号では、ISD条項の危険性について詳細に解説しました。是非、ご参考ください。(私のパブリシティ・ページで寄稿記事の一部が読めます)
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【藤井厳喜アカデミー関係動画・復習用の動画再生リストが出来ました】
■再生リスト【第1弾・藤井厳喜アカデミー国民の為の政治学講座・全篇】
http://www.youtube.com/watch?v?=zn5eCTbgHxc&list=PL72D9C8776C?E15846 ← 2010年2月1日開校のガイダンスから全12回講義、補講まで全講座をまとめました。
■再生リスト2 【第2弾・藤井厳喜アカデミー 経済篇(随時更新)】
http://www.youtube.com/my_playlists?p=E4F42E64ED2C36F7
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