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ブログでのコラム、新シリーズ!
黒猫ノラの【Catch As Cats Can ! 】第1回
: コラム・新シリーズ、【Catch As Cats Can ! 】いよいよ誕生です。
「Catch As Cats Can ! 」というのは、日本語で「猫のように捕まえろ!」というような感じです♪
『NHK捏造事件と無制限戦争の時代
』で登場(書籍デビュー)しました、
私の助手を気が向いた時にだけ、シャッ!!と登場して、いつの間にか去ってゆく黒猫ノラちゃんに、登場いただきます。
というより、このブログの場で、藤井が猫の手を借りたい時に、猫のひたいほどの小さなコラムを書いてもらう事にします。
でも、彼、ノラちゃんのあまりにシニカルな見方に、私は必ずしも賛成は致しませんが・・・。(笑)
まぁ、あくまでノラちゃんが気が向いた時だけの、連載シリーズです。
(いつまで続くやら…w)
さて、そろそろ私は楽をしたいので、ノラちゃんにバトン・タッチしてもらいます。
コラム・シリーズ、第1弾タイトルは、にゃにゃんと、
「武士道」とは?「葉隠」とは? …だそうです。
第一回目から、えらく渋いテーマだね。
さて、ノラちゃん、後は任せたよ。(笑)
ノラ: さぁーって、と。
最近、ゲンキ先生は『猫は犬より働いた
』という本をえらく感心して読んでるようで、絶賛してたけど、まさか猫に代わりにブログを担当させて、犬より働かせる気じゃにゃいだろうなぁ…。
巧くのせられて猫だましにあわないよう…しにゃいとにゃぁ…。w
さてっと・・・最近、国際政治の話に絡めて、「武士道が●●●」「葉隠がどうの…」という論議を声高にしている不思議な人間がいるんだよニャ。
おっしゃっている事が、あまりに事実とかけ離れ、「メルヘンチック」なのに大変感動しています。(笑)
そもそも、武士道というものを、「葉隠」で代表させていいかどうか?という自体が疑問が残るけどニャ・・・。
例えば、「葉隠」の武士道と、明治になって書かれた新渡戸稲造・著の『武士道』には非常に大きな隔たりがあります。
まぁ、それはさておいてもよいでしょう。
仮に、「葉隠」に表れたものが純粋な武士道である、と定義したとしよう!
この「葉隠武士道」なるもの、ハッキリ言って、平和主義とは全く無縁のものであるばかりでなく、
寧ろ「平和主義の対極にたつモノ」なんだよニャ。
また、非常に思想的に言えば、狭くて極端な思想なんだニャ。
例えば、釈迦や孔子も全く評価しないというのが、「葉隠武士道」なんだ。
理由がこれまた凄い!
単純明快で凄い!
それは、「釈迦や孔子が、鍋島家を知らなかったから」というのです。
だって、「葉隠武士道」の忠誠の対象は、「鍋島家のお殿様」ですからねw。
そして、平和主義の対称であり、寧ろ、「軽挙妄動をよし!」とするところがあります。
「主君が辱められれば、前後の見境も無く即座に行動を起こして、自らの主君を辱めたものを一直線に殺しに行く」、というのが「葉隠武士道」が最も推奨するところの「行動」なのであります。
ブットブよニャ(笑)。
例えば、「葉隠」の著者(語り部)、山本定朝は、元禄時代に起きた「赤穂浪士の討ち入り」だって、否定しています。
理由は簡単で、「討ち入りの前に、吉良上野介が病死してしまったらどうするのか?」、というのです。
深慮遠謀をめぐらせた大石くらのすけを山本定朝は、全く評価していないのだニャ。
もし討ち入り前に、吉良が死んでしまえば、仇討の可能性は永久に失われてしまう。
深慮遠謀をめぐらせた赤穂浪士の行き方を、定朝は「上方風の打ち上がりたる武士道なるべし(上方風の思いあがった武士道にちがいない)」と言って批難しているのです。
定朝が最も望ましいというのは、自らの主君が辱めを受けたならば、前後の見境なく吉良上野介の首をとりに行く為に「暴発する」のが正しいというのです。
その企てに例え失敗しても、それは武士としての最大の名折れではない。
それは、運悪く目的を果たせなかった、というだけの事である。
仇討の機会を失ってしまえば、これは取り返しのつかない永久の恥辱となる。
だから、吉良暗殺という目的を達成できるかどうか、という合理主義はどうでもよい事であり、即座に行動を起こす事が純粋な武士道であると、山本定朝は主張しているのです。
えぇーーーー、でしょ。
これが、どうやったら平和主義と結びつくのかな?
核兵器を保有しない事と、どう結び付くのかにゃ?
どうやら武士道と核兵器保有の否定を主張されている人間って、どう見ても、「葉隠」をちゃんと読んでいないようですね。
「あぁーあ・・・。(;一_一) (イタイイタイ…)」と、隣の猫も、言ってたニャ。(笑)
藤井: そう言えば、鍋島家は「化け猫騒動」で有名だったよね。
にゃるほど、どうもノラには特殊な情報ルートがあるらしい・・・。ふむふむ…。
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