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2010年の日本の景気はどうなるだろうか?
私の予測は暗いものである。
現在、根拠のない楽観論も流布しているので、警告を発したいと思う。
景気回復は、中折れし、日本景気は二番底に落ち込むとみている。
昨年、第四半期の輸出が好調で、製造業の業績が回復している。
第4四半期、ソニーは営業黒字になり、ホンダは7,8月期の営業利益が対前年度比で倍増した。
1月27日付、日本経済新聞夕刊は、一面で「輸出15ヵ月ぶり増加、12月12%増、アジア向け牽引」、
翌1月28日付、同紙朝刊は、同じく一面で「製造業、外需で急回復」等と報じた。
しかし、今年の輸出の見通しは、明るくは無い。
(↑↑ ※ YouTube動画の画質が粗かった時の為に、静止画もUPしておきます)
一番好調なシナ向け輸出だが、シナ経済のバブル崩壊は火を見るよりも明らかである。
順調に回復して来たヨーロッパ向け輸出も、今年に入ってのギリシャ経済危機などに表れているように、ヨーロッパ経済の問題が表面化し、悪化してゆくものと思われる。
ヨーロッパ向け同様に順調に回復していたアメリカ向け輸出も同様に、再び、頭打ちないし下落するだろう。
アメリカ経済の停滞は続いており、オバマ大統領自らが、最大の問題は雇用問題であると発言する程である。
失業率は徐々に増加しつつあり、おそらく2010年年末には失業率は12%くらいまで上昇すると予測している。
対米輸出も当然、途中で挫折するだろう。
景気を引っ張ってきたシナ向け、米国向け、ヨーロッパ向けの輸出はいずれも見通しが暗い。
またしても輸出主導型でやや回復の動きを見せた日本経済だが、主要輸出地域の景気回復が挫折するに従い、再び、下落に向かうだろう。
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