NHKのJAPANデビュー捏造問題をキッカケにして、現在、NHKの体質について色々と調査をしている。
NHK批判の書物や資料を集めて研究してみると、これらの殆どが左翼からのNHK批判である。
ほぼポイントは一致しており、これらの本が共通して批判するのは、NHKが自民党と癒着し、彼ら(著者達)の望むような左翼的報道をしていないというものである。
NHKと自民党の一部が癒着しているのは確かなことである。
そもそもNHKは、郵政省の管轄下にあり、独立しているとはいいながら、郵政省の監督を受ける立場にあった。
派閥次元でいえば、郵政省の利権をコントロールしてきたのは、主に田中派から竹下派の流れである。
田中角栄が若くして郵政大臣になり、この時、郵便局の持つ集票能力に着目し、郵政省を自らの勢力下に置いていったのはよく知られた話である。
NHKとシナ共産党政権の癒着問題も、この田中派の郵政省支配の問題と深くかかわっている。
田中角栄が首相としてシナとの国交正常化を実現して以来、田中派から竹下派(経世会)の流れが対シナ利権の多くをその手中にしてきた。
ここで、NHK‐経世会‐シナ共産党という利権の流れが確立されてくるのである。
現在でいえば、経世会の流れでNHKに強い影響力を持っているのは、議員を引退したとは言いながら、野中広務元幹事長であろう。
NHK経営陣が自民党の経世会とつるんで、その特権的地位を拡大してきたのは事実である。
その癒着構造の中に、シナ共産党もスッポリと嵌り込み、NHKが悉く親中的な報道姿勢を見せているのは、これまた歴史的経緯から見れば、極めて当然のことのように思えてくる。
この事は今、執筆中のNHK捏造問題と無制限戦争(超限戦争)の中で詳しく述べるつもりである。