みずほの村市場を紹介し、当日、一緒に取材インタビューしてくれたのは、『ドンと来い大恐慌』にも登場して頂いたカリスマ・フード・コンサルタントの松本和彦さんだ。
みずほの村市場では様々な食品が試食できるが、どれを食べても大変美味しかった。
市場に隣接して、美味しいお蕎麦屋さんがある。
この蕎麦屋の建物は、築150年の古民家を移築したものだが、
その2階で長時間にわたり、松本さんと「日本農業再生の可能性」について大いに論じ合った。
その蕎麦屋の蕎麦が美味しかったのが勿論だが、特に、蕎麦掻のふんわりとして、美味な事は天下一品であった。
蕎麦好きの私が言うのだから、確かである。
松本さんとの対談でみずほの村の紹介と、山峰専務理事へのインタビュー、「食に関わる一次産業」問題の講義内容等をドキュメンタリー番組的に第4弾DVDとしてまとめて、発売予定である。
(4月末頃から5月初旬予定)
この蕎麦屋のある古民家には、大きく美しい水車が隣接している。
そば粉の製粉も行うそうだが、中を覗いてみたら、その日は米の脱穀が3台の臼で行われていた。
水車の巡るリズムに合わせて、3台の木製の杵が、コットン、コットンと木の臼の中の玄米をついていた。
大きな水車は、美しい春の水のしずくを滴らせていた。
今日の一句。
水車(みずぐるま) 春水(しゅんすい)光り 廻りゆく 厳喜
非常に心温まる一日だった。