「週刊ダイヤモンド」(2月28日版)が日本の農業復活を特集している。
新神戸からの帰路、新幹線の中でこの記事を読んだ。
日本農業の復活を促進する立場からの特集はタイムリーであると思うが、もう少しハッキリした復活の方針を示してほしかった。
日本農業に規制する最大の集団、農水省とその役人OBの実態について、この特集は全く指摘していない。
日本農業を苦しめている二大元凶は
1. 農水省 と
2. 農協 である。
農協については「組織防衛が至上命題の農協」「農家が離れ、さきぼそる事業基盤」(P78-79)という記事で厳しく批判している。
しかし流石に今の農水省の制作や人事には口を出せないのか、沈黙している。
1、自主的経営
2、消費者とのダイレクトの結びつき
3、官による規制の撤廃
4、適当な補助金の供給
この4つの組合せで日本農業は必ず復活すると思う。
「農協栄えて、農業亡ぶ」という点については、拙著『ドンと来い!大恐慌』でも指摘してある。
(※ 参考;藤井厳喜 著書 『どんと来い!大恐慌』予告編CM)