日本ウイグル連盟主催シンポジウム
アジアの「孤児」 ウイグル政治亡命者の現状と日本の役割
パンフレットPDF: http://uyghurjapan.org/jp/wp-content/uploads/2016/05/20160528_flyer.pdf
藤井厳喜『ラビア・カーディル世界ウイグル会議総裁、緊急来日:ウイグル政治亡命者の現状を訴える!』AJER2016.4.29
YouTube : https://youtu.be/ls7xNXLTPDs
大阪シンポジウム
日時:2016年5月28日(土) 18:00開場
会場:大阪大学中之島センター 10F 佐治敬三メモリアルホール
入場料:1000円
東京シンポジウム
日時:2016年6月2日(木) 16:30開場
会場:参議院議員会館 1F 講堂
入場料:無料
*東京会場では事前申し込みが必要になります。当日ロビーにて入館証をお渡しします。
[連絡先]e-mail:info@uyghurjapan.org 携帯:090-7752-7020,080-4196-8973
仙台シンポジウム
日時:2016年6月4日(土) 13:00開場
会場:青葉城本丸会館
入場料:1000円
【共催団体】 呉竹会アジアフォーラム、杜人の会、宮城ビジョンの会、利他利他有興会
【協力団体】 日本ウイグル地方議員連盟、日本会議、南モンゴル自由民主運動基金、内モンゴル人民党
【登壇】
ラビア・カディール(世界ウイグル会議総裁)
セイット・トゥムテュルク(世界ウイグル会議副総裁)
ウミット・ハミット(世界ウイグル会議副総裁)
【司会】
(大阪会場) 阿保智子氏(NPO法人 利他利他有興会 代表理事)
(東京会場) 藤井厳喜氏(呉竹会 アジアフォーラム代表幹事)
(仙台会場) 和田政宗氏(参議院議員)
【東京会場パネリスト】
西村幸祐氏 評論家・ジャーナリスト
坂東忠信氏 元刑事・現全国防犯啓蒙推進機構理事・外国人犯罪対策講師
現在中華人民共和国の「新疆ウイグル自治区」と呼ばれる地域は、ウイグル人をはじめとしたテュルク系民族が歴史と文化を育んできた「ウイグル」または「東トルキスタン」です。
近年、中国による弾圧を逃れ、近隣諸国に政治亡命するウイグル人が増えています。
国際社会の善意によって、トルコや欧米に無事に逃げることができた亡命者はいますが、中国に政治的な配慮をするタイ、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、キルギスなどでは、多くのウイグル人亡命希望者が収容され、虐待を受け、強制送還されています。
2015年7月には、タイのバンコクの入国者収容施設に収容されていた109人のウイグル人が、中国に強請送還されました。強制送還された人々は、ほぼ確実に投獄され、その後無期懲役か死刑にされる怖れがあります。
国際法では、生命や自由が脅かされかねない人々を「追放したり送還することを禁止する原則」があります。これら中国の近隣諸国は国際法を犯して、中国政府との政治的な駆け引きのためにウイグル人亡命者を利用しているのです。
今回のシンポジウムでは、ウイグル人政治亡命の実態と、救済作業の現場のレポートを報告致します。
また、大阪会場では、教育の場からウイグル語の追放が進行中である現状について、仙台会場では、中国沿岸部へと強制的に移送されているウイグルの若い女性たちの現状についても報告致します。 ご参加、ご協力頂けますよう、よろしくお願い致します。
大阪会場
大阪大学中之島センター 10F 佐治敬三メモリアルホール (大阪市北区中之島4-3-53)
京阪中之島線 中之島駅より徒歩約5分 阪神本線 福島駅より徒歩約9分 JR東西線 新福島駅より徒歩約9分
JR環状線 福島駅より徒歩約12分 地下鉄四つ橋線 肥後橋駅より徒歩約10分 地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅より徒歩約16分
東京会場
参議院議員会館 1F 講堂 (東京都千代田区永田町2-1-1)
東京メトロ南北線・有楽町線・半蔵門線 永田町駅より徒歩約4分 東京メトロ千代田線・丸ノ内線 国会議事堂前駅より徒歩7分
東京メトロ南北線・銀座線 溜池山王駅より徒歩12分
仙台会場
青葉城本丸会館 (仙台市青葉区天守台青葉城址)
JR仙台駅より車で約10分 東北自動車道宮城インターより約20分
★ご寄付のお願い
ラビヤ・カーディル総裁率いる世界ウイグル会議代表団の訪日を御支援下さい
のページをご覧ください。
ご協力の程、何卒よろしくお願い致します。
ラビア・カディール 世界ウイグル会議総裁
ラビア・カディールは「ウイグルの母」とも呼ばれる、ウイグル民族運動指導者である。
中国では有名なウイグル人実業家であった。中国政府により中国政治協商会議の委員に任命されていたが、ウイグルの貧しい子供の教育のために無償の学校を開き、ウイグル人女性の経済的自立のために「千の母運動」を始め、またウイグルの人権状況の改善を中国政府に対し積極的に訴えるようになったことで、中国政府は彼女を罷免、更に1999年には国家機密漏洩罪で逮捕、投獄した。 2005年にアメリカに亡命した後は、世界ウイグル会議の総裁に選任され、世界各国ウイグル人の人権運動を広く展開している。 2006年以降は何度もノーベル平和賞の受賞候補者に選ばれている。2004年ラフト人権賞、2015年にトム・ラントス人権賞を受賞した。
セイット・トゥムテュルク 世界ウイグル会議副総裁
1964年にアフガニスタンのウイグル人亡命者の家庭に生まれ、トルコ移住後はカイセリのウイグル村で育つ。トルコはウイグルとは兄弟民族の国であることもあり、セイットらウイグル人の積極的な活動によって、様々な面で支援を受けるようになった。東トルキスタンから亡命してくる、パスポートを持たないウイグル人達に、国籍を取らせ、仕事の斡旋をするなどの支援活動も行っている。2006年に世界ウイグル会議副総裁に選出された。2008年からは日本で世界ウイグル会議の活動を行うための、ウイグル人組織の設立と運営指導に携わっている。日本ウイグル連盟理事を務めている。
ウミット・ハミット 世界ウイグル会議副総裁
ウイグルのウルムチ市出身。新疆師範大学で心理学を学んだ。1988年ウイグルで起きた学生運動の指導者として活躍。卒業後はウルムチ市第五中学校の教師を4年間勤めた。その後、中国公安当局の監視対象となり、逮捕直前にヨーロッパに亡命した。ヨーロッパ東トルキスタン連盟などの会長を務め、東トルキスタン青年大会、ヨーロッパウイグル研究センターを創設するなど、ヨーロッパでのウイグル民族運動を牽引してきた。長年に渡って世界ウイグル会議の研究センター主任を務めてきたが、2012年には副総裁に選出された。
トゥールムハメット・ハシム 世界ウイグル会議日本・東アジア全権代表兼日本ウイグル連盟会長 ウイグル出身、農学博士、元新疆農大講師、民間会社勤務、日常の仕事の傍ら、ウイグルの人権問題を日本で訴えている。国際ウイグル人権民主財団日本全権代表、任意団体中央アジア研究所代表として、執筆や講演会などを行い、2015年に世界ウイグル会議日本・東アジア全権代表に就任した。
2015年秋にはラビア総裁ら立会のもと設立した日本ウイグル連盟の会長に選任された。
安保智子(あぼともこ) NPO法人 利他利他有興会 代表理事
中国政権下で弾圧されている民族を支援している。長野での北京五輪聖火リレーを目にしたときからチベット問題に関わり、その後、ウイグル、南モンゴルの活動にも参加する。南モンゴル問題の認知を高めるため絵本『南モンゴルで起こったこと』を制作。また『ビルマご遺骨帰國運動』井本勝幸氏に同行し本年3月「ビルマからの39年ぶりの旧日本兵ご遺骨帰國」に立ち会う。
藤井厳喜(ふじいげんき) 呉竹会 アジアフォーラム代表幹事
国際問題アナリスト、評論家で、専門は国際政治。拓殖大学日本文化研究所客員教授、株式会社ケンブリッジ・フォーキャスト・グループ・オブ・ジャパン代表取締役。著書は第1作の『世界経済大予言』以来、編・訳著、共著を含め多数に上る。グローバルな視点と時代の構造変化を視野に入れ、日本の国益増進を念頭に展開する著者の言論活動は多くの支持者を獲得している。
和田政宗(わだまさむね) 参議院議員
日本のこころを大切にする党政策調査会長。前職のNHKでは防災・復興政策の専門アナウンサーとして、全国の被災地の取材・放送に携わる。東日本大震災を機に、2013年にNHKを退職。宮城県より参議院議員選挙に出馬し初当選。みんなの党青年局長、次世代の党幹事長を歴任。
震災復興、安全保障、戦後の歴史認識などに精力的に取り組み、中国によるウイグルやチベットへの民族弾圧・人権侵害に関しても積極的な国会質疑を行っている。
西村 幸祐(にしむら こうゆう) 評論家・ジャーナリスト
F1、サッカー等のスポーツを中心とした作家、ジャーナリストとしての活動を開始し、2002年の日韓ワールドカップの取材以降は拉致問題や歴史問題などの分野にも活動を広げ、オピニオン誌、報道誌などを中心に評論、レポートなど執筆活動を行う。「撃論ムック」「ジャパニズム」をそれぞれ創刊した。現在、アジア自由民主連帯協議会副会長、戦略情報研究所客員研究員などを務める。執筆の他、TV、ラジオにも出演している。代表的な著書に、『反日の構造』(2004年)、『幻の黄金時代』(2012年)、『21世紀の「脱亜論」中国・韓国との訣別』(2015)がある。
坂東 忠信(ばんどう ただのぶ) 元刑事・現全国防犯啓蒙推進機構理事・外国人犯罪対策講師 宮城県出身。昭和61年警視庁に奉職。巡査を拝命後、交番勤務員、機動隊員、刑事、北京語通訳捜査官として新宿、池袋などの警察署、警視庁本部で勤務。北京語通訳捜査官として、中国人犯罪の捜査活動に多く従事。平成15年、勤続18年で警視庁を退職。退職後は地方県警部外司法通訳として活動の後、作家として執筆、保守論壇に加わっての講演活動を展開し、「わかりやすくお伝えする」ことを信条にテレビ・ラジオなどにも出演。外国人犯罪対策講師として、日本の危機と中国の脅威、中国人犯罪の実態を訴える活動を継続中。
【合わせてご覧ください!『世界恐慌2.0が中国とユーロから始まった』】
出版社: 徳間書店
1,404円(税込)四六判・240ページ
ISBN:978-4-19-864118-4
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本書のポイント
・ドル建てで見れば縮小している世界経済
・COCO債はユーロ崩壊の時限爆弾である
・英国が離脱すればEUは崩壊へと向かう
・元高政策なのに利下げというジレンマに陥ったチャイナ
・チャイナは債務大国である: 世界一の外貨準備のトリック
・AIIBはIMF体制への挑戦
・チャイナ企業によるM&Aはキャピタル・フライトとマネーロンダリングだ
・今、起きている原油安は「逆オイル・ショック」だ
・EUの自壊と死に瀕するヨーロッパ文明
・「市場vs 国家」の戦いでは、国家が優位になりつつある