夕刊フジ連載【中国・韓国にこう言い返せ!】第4回「慰安婦問題は韓国側の捏造!そんな事実なし」

【中国・韓国にこう言い返せ!】と題したシリーズが、4回にわたって夕刊フジで、9月18日(火)から連載開始

その新連載4回目(最終回)は、
慰安婦問題は韓国側の捏造!そんな事実なし
というタイトルで、解説しました。
又、翌々日、23日にはZAKZAK版でも紹介されました。

【中国・韓国にこう言い返せ!】★(4)
慰安婦問題は韓国側の捏造!そんな事実なし

韓国の反日運動の最悪の事例が、いわゆる「従軍慰安婦問題」である。慰安婦問題は、韓国側による純然たる捏造問題であり、彼らが非難するような事実は存在しない。

韓国の中学・高校の歴史教科書には「日本が朝鮮の純潔な乙女を挺身隊という名目で動員し、日本軍の慰安婦として犠牲にした」「その数は数十万に及ぶ」などと書かれている。

第1の問題は、韓国人が「女子挺身隊」と「慰安婦」を混同していることである。この2つは何の関係もない。女子挺身隊は1943(昭和18)年に創設された若い女性の勤労奉仕団体であり、男性が戦地に赴いた銃後の地で、勤労者が不足している工場に赴き、生産活動に従事した。

そもそも、この法律は朝鮮では適応されなかった。現在まで175人の女性が「自らが慰安婦であった」と名乗り出ているが、「挺身隊で動員された」と証言したものは1人もいない。

第2に「従軍慰安婦」という制度は存在しなかった。日本軍人を相手に営業する売春婦たちがおり、「慰安婦」と呼ばれたが、軍制とは無関係の存在であった。従軍慰安婦という言葉は、70年代に日本の極左作家によって捏造された用語である。当時、関心の対象は日本人慰安婦であった。

第3に、日本軍が強制的に慰安婦を連行したり、誘拐したという事実は存在しない。こうしたトンデモナイ主張が出てきたのは、虚言癖のある人物が「朝鮮人慰安婦と日本人」(77年)という本を出版し、「自分は済州島で部下と共に200人余りの女性を拉致して戦場に送り慰安婦にした」と告白してからである。

しかし、韓国人自身の調査により、済州島においてそのような事実はなかったことが判明した。ところが、先の捏造本の衝撃はすさまじく、それ以降、大多数の韓国人が慰安婦狩りを事実と信じるようになってしまった。

当時、朝鮮では悪徳業者が跋扈(ばっこ)し、女性をだましたり、誘拐して上海や満州に売り飛ばす事件が多発した。これに対し、日本の官憲は、彼女たちの救済のために全力を尽くしていたのである。

現在、日本軍が慰安婦に関与したとして出されている唯一の軍資料は、悪徳業者の違法行為を憲兵や警察が取り締まるように注意を促したものである。慰安婦には日本人も朝鮮人もいたが、彼女たちの多くは貧困家庭の出身であり、同情すべき存在ではあったが、日本軍による強制連行が存在しなかったのは歴史的事実である。

(国際政治学者・藤井厳喜)=おわり

 

 

 

 

 

 

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